スポンサーリンク
最近話題だしChatGPT(チャットGPT)を使ってみるか。と使ってみたところ「回答がちぐはぐ」「質問の回答が間違いだらけ」「回答の情報が古い」「全然的を射ない」「と思う方が多くいます。
実際、Twitterを見ていても「ChatGPT間違いだらけ」「ChatGPT使えない」といったツイートを見かけます。
ChatGPTは非常に先進的で今話題になっていますが、まだ発展途上のところも多く、回答に間違いが入ることは多々あります。
ただ質問の方法、聞き方を変えることで「ちぐはぐな回答」を避けて間違いを減らしたり、的確な回答をもらうことができるようになります。
この記事ではChatGPT(チャットGPT)に正しく質問するコツと、正しく質問するために知っておきたいことを紹介します。
この記事はこんな人に読んでほしい
最初にこの記事をどんな人に読んでほしいか、そんなことを書いておきます。
この記事は「ChatGPTに興味があって使ってみたけど、うまく使いこなせるかわからない」「使ってみたけど、なんか回答がイマイチ」というChatGPT初心者向けです。すでにChatGPTを使ってアプリを開発したり、すでに使いこなせている方が読むと物足りないと思います。
その点、ご了承ください。
スポンサーリンク
ChatGPT(チャットGPT)を使う前に知っておきたいこと
ChatGPT(チャットGPT)を使う前に知っておきたいことが幾つかあります。
これから紹介するポイントを知っているのと知らないのとでは、ChatGPTへの質問の内容や聞き方が変わってくるはずです。
最新の情報は持っていない
ChatGPTが保有する情報は2021年9月までです。そのため、それよりも新しいことに関する質問をしても正しい答えは返ってきません。
例えば現在の首相を聞くと「岸田首相」のはずが「菅首相」と答えます。
そのためスマホやタブレット、パソコンなどの問題を解決するための質問をしても、1年半以上前の情報しかもっておらず、最新の機能については答えを得られなかったり、ちんぷんかんぷんな答えが返ってくることがあります。
返ってきた答えの事実確認を忘れずに
ChatGPTはインターネット上の膨大な情報を飲み込んで自己学習したものです。そしてその学習した情報が正しいのか、それとも間違っているのか整合性の確認は行われていません。
スポンサーリンク
そのため質問に対して答えが間違っていることがよくあります。
試しにご自身が答えをよく知っていることをChatGPTに質問してみてください。正しいことを言ってるときもありますが、間違っていることが多いことも分かるはずです。
今現在のこと、未来のことはわからない
「最新の情報は持っていない」と繋がることですが、ChatGPTは今現在のことや未来のことはわかりません。
そのため「今日の天気」といった今日のことを聞いたり、「今年の夏は暑い?」「来週の有馬記念で勝つ馬を教えて」と言った未来の質問には答えてくれません。
位置情報は取得していない
ChatGPTは位置情報を取得していません。
「この辺の美味しいお店を教えて」と聞いても、位置情報を取得していないため「この辺」がどこなのかわかりません。
もし位置を指定した質問をしたい場合は「東京駅八重洲口から徒歩5分系内の○○」といった聞き方をすると良いかもしれません。
質問は簡潔&具体的に。箇条書きをうまく活用する
スポンサーリンク
ChatGPTへの質問は簡潔にしましょう。例えば以下のような聞き方はダメです。
冷蔵庫の中に残り物のタマネギ半分、少し萎びたエリンギ1本、今日までに食べきりたい水菜が1束あるんだけど、サッと手軽に作れる晩ご飯を教えて。あ、あと調味料はいろいろあります
ChatGPTにとって「冷蔵庫の残り物」とか「萎びた」「食べきりたい」といった情報は必要ありません。必要な情報だけをまとめて簡潔に、そして具体的に送りましょう。
質問の文章にまとめてから質問しようとすると「文章をまとめること」ばかり気になってしまうかもしれません。
その結果、必要な条件を盛り込めなかったり、文章が長くなりすぎるとChatGPTがうまく理解できなくなってしまうことも。
そんなときは箇条書きを使って、条件を指定しつつ簡潔にChatGPTに伝えることでChatGPTの理解度が増し、より的確な答えが返ってきます。
以下の条件にあうレシピを教えて
材料
* 豚こま 200g
* タマネギ 100g
* エリンギ 1本
* 水菜所要時間:30分
晩ご飯知りたいこと
* 材料と手順
* 作る時の注意点
こちらが知りたいことを的確に伝える
ChatGPTに的確な答えを求めるときは、こちらもChatGPTに自分が何を知りたいのか的確な情報を与えましょう。
その際、上で紹介したように箇条書きにしてこんな風に聞いてあげると、膨大な選択肢のなかから条件に合う物を選んでくれます。
例:親戚の子どもにプレゼントをあげたい
スポンサーリンク
例えば親戚の8歳の女の子に誕生日プレゼントをあげたいのに、「女の子にあげるオススメのプレゼントを教えて」と聞いてしまうと「アクセサリー」とか「ハンドバッグ」といった回答が返ってきます。それは完全に的外れです。
以下の条件にあうオススメのプレゼントを教えて
* 誕生日プレゼント(5月)
* 7歳 * 女の子
* わりとインドア
* 動物が好き
* 予算5000円
このように投げると「「ジグソーパズル」「動物の図鑑」「アートセット」「宝石箱セット」「ぬいぐるみ」を選んだ理由とともに勧めてくれました。
もし質問を「わりとインドア」から「わりとアウトドア」に変えると「虫かごや双眼鏡などの自然探検キット」「アウトドアグッズ」「動物の写真集」「冒険の絵本」「フライングディスク」などを勧めてきます。
回答が難しい時は「わかりやすく」してもらう
質問に対する答え(回答)が専門用語が多いなどの理由で難しい、理解しにくい時があります。
そんなときはもっとわかりやすく説明してもらうことができます。
例えばこんな風に聞き直してみましょう。
- 専門用語を使わないで説明して
- 200文字以内で説明して
カタカナ語や専門用語が多くてわかりにくい時は「専門用語を使わないで」と言うと、だいぶかみ砕いた言い方をしてくれます。また答えが長くて「結局何のことかわからない」というときは文字数を制限することで、一番言いたいところだけを伝えてきます。
もちろん「専門用語を使わないで、200文字以内で説明して」でもOKです。
スポンサーリンク
この方法ですべての回答がわかりやすくなるわけではありませんが、「ちょっと書いてることが難しすぎる」と感じた時は「専門用語を使わないで」とか「100文字以下で説明して」といえば説明してくれます。
まとめ:コツをおさらい
ここまで紹介したChatGPTに上手に回答をもらう方法をまとめます。
- 最新の情報は2021年9月なので、最新情報は聞かない
- 間違った答えが来ることもあるので事実確認を忘れずに
- 質問は簡潔&具体的に。箇条書きをうまく活用する
- こちらが知りたいことを的確に伝える
- 回答が難しい時は「わかりやすく」してもらう
最初は慣れないかもしれませんが、何度かやっていると「コツ」が掴めてくるはずです。いろいろ試してみましょう。