眠りの質や心拍数を測れるFitbit Alta HRを2週間使ったレビュー

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Fitbit Alta HRを購入して、2週間が経ったので、使ってみたレビューをしてみます。

Fitbit Alta HRといえば、2017年4月末に販売されたFitbitの最新機種で、従来あったFitbit Altaの見た目そのままに心拍数(Heart Rate)を測定することができます。心拍数(Heart Rate)の略でFitbit Alta HRといいます。

Fitbit Oneから数年ぶりの新機種

僕は5年くらい前にFitbit Oneという活動量計を使っていました。
当時、気に入って使っていたんですけど引っ越しのタイミングでどこかに紛れてしまい、そのまま使わっていませんでした。

その後、Fitbit Oneは見つけたんですけど、Fitbit Alta HRを安く買う機会があったので購入。2週間使い続けています。

今回はFitbit Oneと比較しながらレビューを書いていきます。

Fitbit Alta HRの良いなと思ったところ

まずはFitbit Alta HRの良いなと思ったところを書き出してみました。

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軽くて付けているのを忘れる

Fitbit Alta HRの重さはたったの「27グラム」
いったん腕に着けてしまうと着けているのを忘れてしまうほどです。腕時計の盤面のような出っ張りもないので、邪魔になることもありません。

黒を選べば服装を選ばない

黒のバンドを選べば、服装もほとんど選びません。スーツでも問題ないと思います。
しかも、Fitbit Alta HRはFitbit Altaのバンドを使うことができて、Amazon.co.jpなどでバンドだけも販売されているので、バンドの色やデザインを変えることでおしゃれに使うこともできます。

睡眠の質を測ってくれるのが面白い

Fitbit Alta HRは自動で睡眠の質を計測してくれます。
着けたまま寝ると、動きや心拍数などを元に「目覚めた状態」「レム睡眠」「浅い睡眠」「深い睡眠」の4種類にわけて計測されます。これが何気に面白くて、ついつい毎朝チェックしてしまいます。

自分では全然覚えていなくても、実は夜中に何度か目覚めていたり、妙に寝起きが悪いなと思った朝は睡眠の質が悪かったりするので、今のところ「その結果をどう活かすか」はわからないんですけど、睡眠の質をチェックできるのは興味深いです。

電池の保ちは1週間くらい

電池の持ちはだいたい1週間くらいです。
普段、僕はずっとFitbit Altaを付けていますが、電池がギリギリに減る前にバッテリーの減り具合を見て充電をしています。2週間で充電をしたのは購入して割とすぐに1回。それから1週間弱経って1回しただけです。

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スマートウォッチはたいてい1日1回、長くて2日に1回の充電なので1週間充電しなくても良いのはGoodです。ただし、Fitbit OneはFitbit Alta HRと同じタイミングで充電したのに、残量がフルの状態。Fitbit Alta HRは半分になっているので、Fitbit Oneよりは電池の保ちが悪いです。

Fitbit Alta HRのここがイマイチ

それでは逆にFitbit Alta HRのイマイチなところを見ていきましょう。

時計としてはイマイチ

Fitbit Alta HRは普段、時計は表示されていません。手首を自分の方に回すことで表示されます。

最初は「これは良い」と思ったんですけど、両手が塞がっていて時間を見ようと手首を回しても時間が表示されないことがよくあります。

設定では「回して表示させる」か「表示させない」の選択肢しかなく、「常に表示」させることはできません。

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それと直射日光が当たっていると時間がすごく見えづらいのも「時計」として考えるとイマイチです。

「歩数」を量るならFitbit Oneのほうが優秀

先日、東京から大阪まで大きなスーツケースを押して移動する機会がありました。
その際、左手首にFitbit Alta HRを付けて、左手でスーツケースを押して移動しました。すると手を降って歩かないため歩数がまったくカウントされていませんでした。

また子連れで右手で子どもを抱っこ、左手で荷物を持って歩くとFitbit Alta HRは歩数を正確にカウントしませんでした。

それ以外にもここずっと2週間、Fitbit Alta HRとFitbit Oneを同時に付けていましたが、Fitbit Alta HRのほうがFitbit Oneと比べて、歩数が10%から40%ほど少なく表示されることがわかりました。

これはポケットに入れるだけで歩数をカウントしてくれるFitbit Oneのほうが万歩計としては優れています。

階段の昇り降りはカウントしない

Fitbit Alta HRには高度計が搭載されていないため、階段の昇り降りなどの昇降ステップ数はカウントしません。

日々、意識して階段を昇り降りして活動量を増やしている人にとって、階段の昇り降りがカウントされないのは物足りないかもしれません。

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どのくらい階段を昇り降りしたか知りたい場合は以下の4機種で計ることができます。

逆に以下の4機種は昇降ステップを数えることができません。

振動で起こしてくれるサイレント・アラームは振動が弱い

僕だけの問題かもしれませんが、寝ているときに振動で起こしてくれるサイレント・アラームは振動が弱すぎてまったく起きれません。なので、結局目覚ましはiPhoneを使い続けています。

活動量計としてはベスト・チョイス

Fitbit Alta HRはAmazon.co.jpや価格コムで値段を調べると2万円弱。まだ発売してから数ヶ月しか経っていないので、後々の値下げも考えると、機能面・価格面ともにバランスが取れた良い商品だと思います。

このシンプルなデザインで心拍数や睡眠の状態が計測できるのは、他ではなかなかありません。僕は買って本当に良かったと実感しています。

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ただ個人的には心拍数や睡眠の状態を計測しなくてもいいなら、電池の持ちも数倍良く、しかもポケットに入れているだけで歩数や階段の昇降ステップ数、消費カロリーを計測してくれるFitbit Oneのほうが商品として優れているかもしれません。