iPhone XSやiPhone XS Max、そしてiPhone XRはSIMカードが2枚使える「デュアルSIM」モデルです。
1枚は物理的なSIMカードが入っていますが、もう1枚はeSIMと呼ばれる内蔵SIMを対応しているキャリアの設定にして使います。
つまり海外旅行の渡航先に、eSIMに対応しているキャリアがある場合、面倒なSIMカードの差し替えや設定をする必要がないということです。
またiPad Pro Wi-Fi+Cellularモデル 2018年版、Apple Watch Series 3とSeries 4にもeSIMは搭載されています。
この記事では、どうやってどの国のどのキャリアが対応しているのか調べれば良いのでしょうか。
Appleが出しているeSIM対応キャリアのリストを見る
スポンサーリンク
まず始めに見ておきたいのはAppleが足しているeSIM対応キャリアのリストを見ることです。
2019年1月15日現在、アメリカやカナダを含む24の国と地域、46キャリアに対応しています。
- アメリカ(米国) — AT&T、T-Mobile USA、Verizon Wireless
- アラブ首長国連邦 — du、Etisalat、Virgin Mobile
- イギリス(英国) — EE
- インド — Airtel、Reliance Jio
- エストニア — Telia
- オーストリア — T-Mobile
- カタール — Ooredoo、Vodafone
- カナダ — Bell、Fido、Lucky Mobile、Rogers、Virgin
- クウェート — Ooredoo
- クロアチア — Hrvatski Telekom
- シンガポール — M1
- スイス — Sunrise、Swisscom
- スウェーデン — 3、Tele2
- スペイン — Movistar、Orange、Vodafone Spain
- タイ — AIS、dtac、True Move H
- 台湾 — APT
- チェコ共和国 — T-Mobile
- デンマーク — 3
- ドイツ — O2、Telekom、Vodafone
- ノルウェー — Telenor
- ハンガリー — Magyar Telekom
- フィンランド — Telia
- ポーランド — Orange
- 香港 — 1010、3、csl、China Mobile Hong Kong、SmarTone
もし対応している国に渡航予定の場合は、事前に現地のキャリアのウェブサイトへアクセスするかGoogle等の検索エンジンで情報を得ておきましょう。
渡航先の情報を自分で得てみる
スポンサーリンク
Appleが出しているeSIM対応キャリアの情報が常に最新版とは限りません。
もし上記で紹介したリストに載っていない国、またはキャリアでeSIMを使いたい場合は、そのキャリアに直接問い合わせてみることで最新情報を得られるかもしれません。
またGoogleなどの検索エンジンで「キャリア名 eSIM」などの言葉を使って情報を探してみることも有効な手段です。