12月19日、AppleはiOSとiPadOSの最新版iOS 13.3、そしてiPadOS 13.3をリリースしました。
iOS 13.3・iPadOS 13.3はほとんど新機能の追加はなく、主にバグの修正やパフォーマンスの改善が行われました。
OSのアップデートというと気になるのは「アップデートすると遅くなるのでは?」という危惧です。この記事では一つ前のバージョンiOS 13.2.3と比べて、iOS 13.3が重くなっているかどうかを検証した動画を紹介します。
どっちが軽い?iOS 13.3とiOS 13.2.3スピード比較
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Appleは2018年にiOS 12がリリースされるまで、iOSのアップデートが行われるたびに「重くなる」という悪評がありました。
それがiOS 12からアップデートが行われ機能が追加されても、iPhoneやiPadは重くなることが少なくなりました。
今回、海外のYoutuber iAppleBytesが最新のiOS 13.3とその一つ前のiOS 13.2.3の2つでどちらが重いか(遅いか)を比較しています。
動作検証に使ったiPhoneは以下の6機種です。
- iPhone SE
- iPhone 6s
- iPhone 7
- iPhone 8
- iPhone XR
- iPhone 11
6機種をそれぞれ2台ずつ用意し、1つにはiOS 13.3、そしてもう1台にはiOS 13.2.3を入れ、2つの端末で同時に同じ操作を行い速度を調べます。
結果は?というと、2つのiPhoneを操作した体感的な速度はどちらもほぼ同じでした。
またベンチマークのスコアもiPhone 11を除いて、結果はほぼ同じか、テストによってはiOS 13.3のほうがいい結果を出しています。iPhone 11のみGeekbenchで大きくスコアを落としていました。
iOS 13・iPadOS 13シリーズを入れてる方は要アップデート
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iOS 13とiPadOS 13シリーズは非常にバグが多いです。
アップデートは今までにないくらいの頻度で行なわれています。
僕自身、iPhone・iPadを使っていてバグに遭遇する機会が多く、またそれらのバグは何か使っていく上で不便に感じるものもいくつもあります。
iOSやiPadOSのアップデートは常に「アップデートしたことによるリスク」と背中合わせです。
ところがiOS 13とiPadOS 13はバグが多すぎるため、それまでのバグが改善されているという意味で積極的にアップデートをする価値があると思っています。
今回のiOS/iPadOS 13.2.3からiOS/iPadOS 13.3へのアップデートは重くなることなくバグが修正されているので、iOS/iPadOS 13シリーズを入れている場合は積極的にアップデートをおこなってよさそうです。
情報元:iPhoneHacks