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ある情報筋によるとAppleは2020年に発売されるiPhoneのハイエンドモデルに「センサーシフト式手ぶれ補正」を搭載するかもしれないそうです。
この記事ではそもそも「センサーシフト式手ぶれ補正」がどんなものなのか。センサーシフト式手ぶれ補正を搭載した場合、iPhoneにどんなメリットがあるのか紹介します。
2020年発売のiPhoneには「センサーシフト式手ぶれ補正」を搭載か
海外のメディアDigitimesによると、2020年に搭載されるiPhoneには従来の光学式手ぶれ補正ではなく、「センサーシフト式手ぶれ補正」を搭載するかもしれないそうです。
iPhone 11の場合、広角と望遠に光学手ぶれ補正が搭載され、超広角には手ぶれ補正が搭載れていません。今回噂に上ったセンサーシフト式手ぶれ補正がどのカメラに搭載されるのかは明らかにされていません。
このセンサーシフト式手ぶれ補正は従来の仕組みと違い理論上、他社製のクリップタイプのレンズを付けて撮影しても手ぶれ補正が効きます。
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ちなみにこのセンサーシフト式手ぶれ補正のモーターは台湾を拠点とするALPSが製造を行い、ソニーがイメージセンサーの製造に名乗りを上げているそうです。
「センサーシフト式手ぶれ補正」と従来の「光学手ぶれ補正」の違いって何?
では、次期iPhoneに搭載されるかもしれない「センサーシフト式手ぶれ補正」とはどんな手ぶれ補正なのでしょうか。
「光学式手ぶれ補正」と「センサーシフト式手ぶれ補正」がどんなものなのか、簡単に紹介しておきます。
光学手ぶれ補正とは
光学手ぶれ補正は、振動などで手ぶれが発生した際、振動ジャイローがその揺れを感知し、レンズが手ぶれと反対の動きすることで手ぶれを打ち消します。
iPhoneやiPadでは光学手ぶれ補正が使われています。
光学手ぶれ補正のデメリット機構が大きくなりがちなことと、画質が若干劣化することです。
センサーシフト式手ぶれ補正とは
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光学式手ぶれ補正はレンズを動かして手ぶれを相殺したのに対して、センターシフト式補正はレンズの位置は変えずにセンサーの位置を動かして手ぶれ補正を軽減します。
センサーシフト式手ぶれ補正の魅力はレンズに補正機能が必要ないため、一眼レフなどの場合はどのレンズでも手ぶれ補正が効くことです。
これによってiPhoneにクリップ式などのレンズを取り付けても手ぶれ補正が使える可能性が高いです。
また光学式手ぶれ補正よりも画像が向上します。
デメリットはカメラの場合、ファインダーでは手ぶれ補正が適応されているかわかりません。撮影後は手ぶれ補正が適応されています。この辺はAppleの技術で対策を取ってくれることを期待します。