VPNとは何?VPNを使うシーン、メリットとデメリット

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この記事ではVPNとはいったい何なのか。どんなシーンで使うのか。
またVPNを使うことで得られるメリットと、その反対でVPNを使うことのデメリットをまとめました。

VPNという言葉は聞いたことあるけどよくわからない。職場でテレワークをするならVPNを使うように言われたけど、今ひとつピンとこないといった方の参考になれば幸いです。

VPNとはいったい何?

まずVPN(ブイピーエヌ)がなにか簡単に紹介します。
そのあとでもう少し詳しく説明していきますので、徐々に理解してもらえたら幸いです。

VPNは「Virtual Private Network」の略、日本語にすると「仮想の専用インターネット回線」なのですが、それではわかりにくいと思います。

VPNが何かを一言で説明すると「あなたの通信内容を他人から見えなくする技術」です。

つまりVPNを使うことでインターネットを利用するときのセキュリティーが上がるということです。

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VPNはどんな人・どんなシーンで使うと良い?

「VPNを使うとインターネットのセキュリティーが上がる」と言われても、「今のままじゃ駄目?」と思う人や、VPNをどんなシーンで使えば良いのかイメージできない人もいると思います。

これから紹介するような人やシーンでVPNを使うことをお勧めします。

  • 自宅や職場以外でフリーWi-Fiを使う機会が多い人
  • 日本から海外や、海外から日本のウェブサービスを使いたい人

この2つを言い換えるとVPNを使うメリットが見えてきます。

メリット1:街なかにあるフリーWi-Fiを安全に使える

街なかにはカフェなど店舗が提供するフリーWi-Fiや、中にはよくわからない無料のWi-Fiスポットがたくさんあります。

外出先でネットをする人はこういったWi-Fiを使うことが多いと思うのですが、セキュリティーの観点から考えるとそういったWi-Fiを使うことはあまりおすすめできません。

Wi-Fiはかなり大きく分けると2つのWi-Fiがあります。
それは「鍵マークがついたWi-Fi」と「鍵マークがついていないWi-Fi」です。これらのWi-Fiの危険性を知りつつ、なぜVPNを使うと街なかにあるフリーWi-Fiを安全に使えるのか紹介します。

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鍵のかかっていないWi-Fiは情報が丸見え

無料のWi-Fiには「鍵のかかっていないWi-Fi」があります。
これらのWi-Fiは店舗などが無償で提供している場合もあるのですが、なかには悪意を持って提供されているWi-Fiも存在します。

そういった悪意を持ったWi-Fiの場合、Wi-Fiの提供者は利用する人の通信内容を覗き見て、クレジットカード情報や生年月日などの個人情報を盗み取ります。そして盗み取った他人のクレジットカード番号で買い物をしたりします。

また悪意がない鍵のかかっていないWi-Fiの場合、提供している人には悪意がなくても、鍵のかかっていないWi-Fiを悪用するハッカーがあなたの個人情報を盗み取ることができるので、結局使うのはお勧めできません。

鍵がかかったWi-Fiも安全とは言えない

では「鍵がかかったWi-Fi」なら安全なのか?というと、鍵がかかってないWi-Fiよりはマシではありますが、安全ではありません。

というのもその「鍵のかかったWi-Fi」の提供者が最初から利用者の情報を盗み取ろうと、自分で鍵付きのWi-Fiを提供している可能性があります。

いい例が「なりすましWi-Fi」というWi-Fiです。
なりすましWi-Fiはスタバやマクドナルドなどの企業が提供するフリーWi-Fiとまったく同じWi-Fi名(SSID)、またはそっくりなWi-Fi名(SSID)が使われます。

例えばマクドナルドの場合「00_MCD-FREE-WIFI」という名前で無料のWi-Fiを提供していますが、なりすましWi-Fiの名前は「00_MCD_FREE_WIFI」だったら区別するのは難しいです。

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結果、利用者は自分がなりすましWi-Fiを使っていると気が付かずに「なりすましWi-Fi」を使って情報を盗まれてしまうかもしれません。

「鍵付きのWi-Fi」は悪意がない安全なWi-Fiも多くありますが、なりすましWi-Fiと見分けるのが難しいので、利用者は自分の身を守る必要があります。

VPNを使えば情報漏えいの心配がなくなる

VPNを使うことでWi-Fiの「鍵あり」「鍵なし」に関わらず通信内容が暗号化されます。そのためハッカーはあなたから情報を盗み取る・覗き見ることができません。

例えばNordVPNの場合、通信内容はAESという暗号化規格を使って、あなたの通信内容を暗号化します。このAESは2021年の時点ではスーパーコンピューターを使っても暗号を解くのに何十億年はかかると言われています。

そのためハッカーに情報を盗まれる心配をせずに安心してフリーWi-Fiを使うことができます。

メリット2:海外のウェブサービスを使うことができる

VPNを使う2つ目のメリットとして挙げられるのが、海外のウェブサービスを使うことができるようになります。

日本に住んでいる方の場合、あまりピンと来ないかもしれませんが、海外に住む日本人にとっては非常に魅力的な機能だったりします。

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一番わかりやすいのは日本だけで視聴できる動画配信サイト、例えばAmazonのプライムビデオや日本版のNetflix、Hulu、TVerなどを見ることができます。

ただし理解しおきたいのはVPNといっても、さまざまな企業がVPNを提供していて、すべてのVPNがすべての動画配信サイトを視聴できるわけではありません。

例えば多くのVPNがamazonプライムビデオを視聴することができません。またNetflixも見れないことが多いです。ところが僕が使っているNordVPNはプライムビデオもNetflixも見ることができます。

VPNサービスを使うときは自分が見たい動画配信サービスや、使いたいウェブサービスがVPN経由でも大丈夫か確かめるようにしましょう。Googleなどで検索したり、多くのVPNサービスが無料期間を設けているので、お財布を痛めずに確かめることができます。

デメリット1:通信速度が落ちたり不安定になることも

VPNを使うデメリットもあります。例えば通信速度が遅くなったり、不安定になったりすることがあります。

「通信速度」に関しては使うVPNと、VPNの混み具合、さらに接続先の国によって大きく変わるので、一概に「このくらい遅くなる」と言い切るのは難しいです。

無料のVPNやかなり低額のVPNの場合、通信速度が5Mbps、場合によってはもっと遅くなってしまうことも。一方NordVPNは我が家で500Mbpsくらいの速度の時、300Mbpsでした。

また速度が遅くなるのと同時に接続先の状況で回線が不安定になることも。
ただこの辺も無料や激安のVPNを使うと、不安定になりがちですが、大手のVPNだとそこまで不安定になることはありません。

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デメリット2:一部のサイトにアクセスできなくなる

一部のウェブサイトはVPNを使ってアクセスするとできないページが表示されない、もしくは機能しないようになっています。

例えばインターネットの速度を計測するfast.comはVPNだと速度を計測できませんでした。

それ以外にも大手ではなく個人が運営するようなブログでもアクセスできないことがあるので、ページが表示されなかったり、正常に動作しない場合はVPNをオフにして再び同じページを開いてみましょう。

まとめ:自分の身を守るためにVPNは入れておこう

「VPN」をスマホやタブレット、パソコンに入れるのは一見ハードルが高いように思えるかもしれません。でも、実際はそんなことありません。

例えば僕が使っているNordVPNは設定をほぼ自動でやってくれるアプリがあるので、アプリを入れてユーザー登録などを行えば、後は細かい設定をしなくても簡単にVPNを使うことができます。

金額的にもNordVPNは最安値で月間400円(4ドルちょっと)程度です。しかも契約後30日間なら返金保証があるので、使ってみてダメだったら返金申請すればOKです。「とりあえず使ってみる」価値は十分にあります。

外出先などでネットをして個人情報を盗まれたり、クレジットカード番号を抜き取られて悪用されることを考えれば、VPNに毎月数百円は安いのではないでしょうか。

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