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この記事ではRSSリーダーのInoreaderで「このフィードには問題があります」と表示された時の原因と対処方法を紹介します。
Inoreaderのフィードにごく稀に以下のようなメッセージが表示され、それ以降のRSSフィードを読み込まなくなることがあります。
このフィードには問題があります。 チェックし、必要であれば再購読してください。フィード情報をチェック
そして「フィード情報をチェック」をクリックすると赤字の英語で
A feed could not be found at フィードのURL. This does not appear to be a valid RSS or Atom feed.
ちなみにこのエラーが発生して、その問題を直すことができるのはそのウェブサイトやブログを運営する管理者のみです。閲覧者が直すことはできません。
原因はRSSの構文エラー
この問題が起こる原因はRSSフィードの構文エラーです。
もともと根本的にフィードの構文が間違っている場合はInoreaderに登録することすらできないのですが、ある日突然このエラーが出る時はRSSフィードの根本的な構文エラーではない可能性が高いです。
では何が原因か?というと「記事のタイトル」や「抜粋された本文」に含まれる文字列が原因です。
構文エラーの原因がどこにあるか探し出すことができれば、そのエラーの原因となっている記事を修正することができるわけです。
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RSSの構文エラーを探す方法と問題を解決する方法
RSSの構文エラーを探すのは非常に簡単です。
僕は「W3C RDF Validation Service」を使っています。やり方を簡単に説明すると
- W3C RDF Validation Serviceにアクセス
- Check by Direct Inputのすぐ下にある枠にエラーが出ているRSSをコピーする
- Parse RDFをクリック
もしRSSの構文に問題がある場合はエラーメッセージが表示されます。
エラーの例:僕が実際に遭遇したエラー
エラーが起こる原因はいろいろあると思いますが、ここでは以前僕が遭遇したエラーを紹介します。
僕の場合、エラーメッセージは以下のように表示されました。
画像だけでなく念の為文字としても掲載しておくと、Fatal Error Messagesに
FatalError: An invalid XML character (Unicode: 0x1f) was found in the element content of the document.[Line = 34, Column = 11]
と表示されていました。このエラーメッセージを簡単に意訳するとRSSフィードの34行目、11文字目に「Unicode: 0x1f」という無効な文字が含まれているという意味です。
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もしRSSフィードに何も問題がない時は
Error: Your document does not contain any RDF statement.
このように表示されます。
ちなみにUnicodeの「0x1f」というのは一見半角スペースのように見える非表示の文字です。上のスクリーンショットは「0x1f」を選択してわかりやすくしたものです。
緑色になっているところに「0x1f」があります。パッと見は半角スペースと区別することができません。
僕の場合は、この半角スペースみたいに見える「0x1f」を記事のタイトルから消して更新したのち、RSSフィードの構文チェックを行ったところエラーは消えていました。
Inoreaderのエラーは時間が経てば直る
Inoreaderは定期的にRSSをチェック・巡回しているので次の巡回でエラーは消えます。
ただ「早くエラーが解消されたか確認したい」のであれば、Wordpress側からブログのキャッシュをクリアして、さらにInoreaderの巡回を10分ごとに巡回する「ブースト」にすることで早くエラーが解消されたか確認することができます。