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iPhone・iPadには「ボイスメモ」という録音専用のアプリがあります。
この記事では「ボイスメモ」を初期設定よりも高音質で録音する方法と、ボイスメモ以外のおすすめ録音アプリを紹介します。
ボイスメモをより高音質で録音する方法
Appleの録音アプリ「ボイスメモ」は非常にシンプルなアプリで設定がほとんど何もありません。
- 削除したデータを何日後に消去するか
- オーディオの品質
- 位置情報を録音名に使用するかどうか
たったこれだけです。そして「オーディオの品質」を「圧縮してファイルサイズを小さくする設定」から「圧縮しないで劣化を防ぐ設定」に変えることで音質を向上させることができます。
設定を変える方法は以下の通りです。
- 設定を開く
- 下にスクロールしてボイスメモをタップ
- オーディオの品質をタップ
- 非可逆圧縮からロスレス圧縮に変える
非可逆圧縮という設定は音質が若干劣化しますが、その分ファイルサイズは小さくなります。
そして「非可逆」という言葉の通り、一度圧縮すると元に戻すことはできません。
一方ロスレス圧縮は音質を劣化させずに少しだけファイルサイズを抑えるファイル形式です。またロスレス圧縮は「非可逆圧縮の反対」の「可逆圧縮」のため、原音に戻すことができます。
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ファイルサイズはどのくらい違う?
具体的にどのくらいファイルサイズが違うのか試しに1分15秒(ちょっと中途半端)録音をしてみたところ4倍くらいの差がありました。
- ロスレス圧縮 … 2.5MB
- 非可逆圧縮 … 638KB
音質はどのくらい違う?
今回、この記事のために録音した音は環境音や話声だけだったのと、僕自身が音の専門家ではなくイヤホンも普通のイヤホンを使って聞いていたので一概に言いにくいのですが、僕は音の違いがほとんどわかりませんでした。
これが音楽のような大きな音で色々な音の種類が混ざるとまた違ってくるのかもしれません。
音質が気になる方はロスレス圧縮と非可逆圧縮でいろいろな音を録って聞き比べてみてください。
もっと細かく設定をしたい場合は
「ボイスメモ」は録音するとき以下の設定が適応されています。
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- サンプルレート 48000 Hz
- ビット数 32bit
- ファイル形式 … m4a
もしこれ以外の設定で録音したい場合はApple純正の録音アプリ「ボイスメモ」ではなく、サードパーティー(Apple以外)のアプリを使うことをおすすめします。
僕が過去に使ったことがあるアプリは
どちらのアプリも「m4a」だけでなく「wave」で録音することができ、サンプルレートやビット数を変更することができます。
また「ボイスメモ」はモノラル録音しかできませんが、上記のアプリはどちらもステレオ録音に対応しています。
ただしPCM録音はステレオ録音に対応とありますが僕の環境では使えませんでした。
どちらも無料で広告が表示されますが無料で使うことができ、オーディオ・レコーダーはアプリ内課金で広告を非表示にすることも可能です。