【iPhone・iPad】ホームボタンがなくて不便?代わりに「擬似的なホームボタン」を使ってみて

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今でこそホームボタンがないiPhoneが主流になりつつありますが、以前はiPhone 8やiPhone SE、またiPadのように「ホームボタン」があるのは当たり前でした。


ところがiPhone Xからホームボタンが廃止され、現行機種でホームボタンがついたiPhoneは「iPhone SE」のみとなっています。もし大きめのiPhoneでホームボタンが欲しい場合は、中古を探さなければなりません。

さらにiPadもホームボタンがないiPad ProやiPad Airが発売され、今後ホームボタンはなくなってしまうかもしれません。とはいえ、ホームボタンがあることで便利だったことがあるのも事実です。

そこでこの記事ではホームボタンがないiPhoneの画面上に「擬似的なホームボタン」「仮想ホームボタン」を表示させる方法を紹介します。

目次

昔からあった仮想ホームボタンを活用する

昔話をすると昔のiPhoneのホームボタンはよく壊れました。
iPhone 6sとかそれ以前のiPhoneを使ったことがある方なら「そうそう!」と思ってもらえるのではないでしょうか。

ホームボタンが壊れたiPhoneを使っている人は、壊れたホームボタンの代わりに、画面上に表示させる擬似的なホームボタンを使うユーザーが多くいました。

仮装ホームボタンのサンプル iOS 13/iPadOS 13

一番右のアプリのアイコンの上にあるのが仮想ホームボタンです。

このボタンはドラッグ&ドロップで移動しますので、邪魔なところにあるときは動かすことができます。

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ホームボタンがないiPhoneを使っている方でホームボタンがないのが不便だと感じている場合は、この仮想ホームボタンを使ってみましょう。

仮装ホームボタンでどんなことができるのか

「仮想ホームボタン」とこれまで書いてきましたが、これは正式な機能の名前ではなく、正式な機能の名前は「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」と言います。

AssistiveTouchはシングルタップダブルタップ長押しごとにアクションを割り当てることがでます。

割り当てられるアクションの数は30種類前後あります。ちなみにアクションはお使いの端末やOSのバージョンで若干異なることがあります。

  1. メニューを開く
  2. そのままAppに伝える
  3. Appスイッチャー
  4. Siri
  5. SOS
  6. Spotlight
  7. アクセシビリティーショートカット
  8. コントロールセンター
  9. シェイク
  10. スクリーンショット
  11. ホーム
  12. メニューを移動
  13. 押したままドラッグ
  14. 音量を上げる
  15. 音量を下げる
  16. 画面の向きをロック
  17. 画面をロック
  18. 解析
  19. 簡易アクセス
  20. 再起動
  21. 消音
  22. Apple Pay
  23. 画面の読み上げ
  24. 右にスクロール
  25. 下にスクロール
  26. 下端までスクロール
  27. 左にスクロール
  28. 上にスクロール
  29. 上端までスクロール
  30. タップ

仮想ホームボタンの出し方

前置きがずいぶん長くなりましたが、仮想ホームボタンを出す方法を見ていきましょう。

お使いのiPhoneやiOSのバージョンによって若干設定方法が違いますが、たいてい下記のいずれかに当てはまるはずです。

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  1. 設定を開く
  2. アクセシビリティをタップ
  3. タッチをタップ
  1. AssistiveTouchをタップ
  2. AssistiveTouchオンにする

AssistiveTouchがオンになると、上で紹介した仮想ホームボタンが表示されます。

仮想ホームボタンを設定する方法

仮想ホームボタンの「AssistiveTouch」を設定する方法を最後に紹介します。

30種類以上のアクションと「ショートカット」アプリのショートカットを割り当てられるので、本来の物理的なホームボタンよりも多くのことができます。

ちなみにAssistiveTouchの設定はかなり多岐にわたるため、ここでは基本的な操作に絞って、それぞれの機能がどのような物なのか見ていきます。

最上位メニューをカスタマイズ

「最上位メニュー」というのは仮想ホームボタンを最初にタップしたときに表示されるメニューです。ボタンは6つありますが最大で8個まで設定することができます。

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初期設定では以下のように設定されています。「デバイス」と「カスタマイズ」はタップ後にさらにメニューが表示されます。

  • 通知センター
  • デバイス
    • 画面をロック
    • 画面を回転
    • 消音を設定/解除
    • その他
    • 音量を下げる
    • 音量を上げる
  • コントロールセンター
  • ホーム
  • Siri
  • カスタマイズ
    • 長押し
    • ダブルタップ
    • ピンチして回転
    • 押したままドラッグ

カスタムアクション

AssistiveTouchを「シングルタップしたとき」「ダブルタップをしたとき」「長押ししたとき」の挙動を変えることが出来ます。

これもあらかじめ登録されている25種類以上のアクションと「ショートカット」アプリのショートカットを割り当てることが可能です。

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この記事を書いた人

Apple製品をはじめとしたガジェットの使い方やレビューを書いています。レビュー依頼は問い合わせから。
Apple製品ほかガジェットが好き。40代2児の父。2014年からブログ運営を仕事にしてます。

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