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2023年3月24日、SwitchBotから家中の家電をスマート化(IoT化)することができるSwitchBotハブ」の最新版「SwitchBotハブ2」が発売されました。
今回、SwitchBotからお声がけいただき、発売よりも少しだけ早く製品を使う機会をいただけましたので先行レビューをさせていただきます。
この記事では
- SwitchBotって何?
- SwitchBotハブ2の進化のポイント
- 実際に使ってみてどう?
という3つの構成で話を進めていきます。
「SwitchBotハブを使ったことがない方は初めから。すでに以前のバージョンを持って言える方は「進化のポイント」からご覧ください。
記事の最後に4月24日までAmazon.co.jpで使える「5%オフクーポン」がありますので、最後まで記事を読んでいただけたら嬉しいです。
追記あり:2023年03月25日
ベータ版ではありますが、Matterに対応したので追記しました。
SwitchBotハブって何?何ができるの?
まず初めに、前のバージョンのSwitchBot ハブミニを知らない方のために、そもそもSwitchBotハブがどんな製品なのか?から簡潔に紹介していきます。
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ちなみに左が以前から販売されているSwitchBot ハブミニ。そして右が新製品のSwitchBot ハブ2です。SwitchBot ハブミニにはケーブルが刺さっていませんが使用にケーブルは必要です。
SwitchBotハブの基本機能は大きく分けて2つあります。
この2つはSwitchBot ハブミニ(旧バージョン)とSwitchBot ハブ2で代わりありません。
- 家中のリモコンを登録してスマート化(IoT化)できる
- SwitchBot製品や登録した家のリモコンを外出先から操作できる
もう少し具体的に説明していきます。
家中のリモコンを登録してスマート化できる
SwitchBotは家中にある赤外線リモコンを登録して、SwitchBotのアプリやAmazonのAlexaやAppleのSiri、Google Homeなどで音声操作することができます。
リモコンはある程度あらかじめ登録されています。
もし登録されていない場合は、リモコンをSwitchBotハブに向けてリモコン操作をする(赤外線を飛ばす)ことで、SwitchBotハブに登録させることができます。
シーリングライトのリモコンや、テレビやビデオのリモコン、エアコンや扇風機のリモコンまで「赤外線」を使うリモコンであれば何でもOKです。
登録したリモコンはiPhoneやiPadのSwitchBotアプリから操作が可能になるだけでなく、「朝7時になったらオン」などといった自動操作が可能になります。
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例えば旅行中「夜6時になったらシーリングライトをオン。朝6時にオフ」と設定したり、帰宅後「Alexaにただいま」というと、カーテンが閉まって室内のライトを点灯させると言ったことも可能です。
SwitchBotの関連製品や家のリモコンを外出先から操作できる
SwitchBotハブはインターネットに接続されているので、外出先から家の中の家電製品やSwitchBotの関連製品を操作することができます。
家の中にあるネットに繋がっていない家電製品で、外出中に「今、オンにできたらいいな」と思ったことないですか?Wi-Fiに繋がらないエアコンを外出先から操作して、帰宅する頃には室温を最適にしたり、帰宅前に玄関の明かりを付けたり。
そんなことがSwitchBotハブがあれば簡単に実現します。
何が変わった?SwitchBot ハブ2 進化のポイント
ここからはSwitchBot ハブ2が従来のSwitchBotハブミニと比べてどんなところが進化したのか紹介します。
SwitchBot ハブ2とSwitchBot ハブミニの比較
まずはSwitchBot ハブの新旧でどこが違うのか機能比較してみました。
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ハブ2 | ハブミニ | |
温湿度センサー | ||
照度センサー | ||
スマートボタン ※1 | ||
スマートアラート ※2 | ||
スマートリモコン機能 | ||
エアコンリモコン状態同期機能 | ||
エアコンローカル操作 ※3 | ||
GPS連動機能 | ||
シーン機能 | ||
Matter対応 ※4 | ||
オートメーションのトリガー | スケジュール ジオフェンス(GPS) 温度 湿度 照度 | スケジュール ジオフェンス(GPS) |
定価 | 9970円 | 5480円 |
本体サイズ・重さ | 80x70x23mm / 63g | 65x20x65mm / 36g |
温湿度が搭載された
SwitchBotハブに温湿度計が搭載されました。
これによって手軽に室内の温度や湿度を確認できるのはもちろん、「自動」の「条件」に温度や湿度を設定することができるようになります。
例えば「室温が20度以下」と設定してエアコンや暖房を自動的に付けるようにしたり、「湿度が50%以下なら加湿器をオン。湿度が60%を超えたらオフ」といった使い方ができます。
ちなみに温湿度計はSwitchBot ハブ2の本体のなかではなく、USBケーブルの途中にあります。
理由はWi-Fiなどが原因で本体が暖かくなると正確な温度が測れなくなるため、その対策としてケーブル途中に温湿度計を付けたそうです。
温度と湿度が本体の正面に表示されるように
温度や湿度は本体正面に表示されます。
これまでのSwitchBotハブミニは本体に何も表示されなかったので、目立たないところに置いていました。
ところがSwitchBotハブ2は温度や湿度が表示されるので、少し目に付く場所に置くと便利です。
もちろん設定で画面に何も表示しないように変えることもできます。「画面表示は必要なし」と思う方は正面ディスプレイをオフにしてみてください。
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照度センサーが搭載され、明るさを条件に設定可能
SwitchBotハブ2には「照度センサー」が搭載されました。
照度センサーがあることで時間による自動制御ではなく「暗くなったら明かりを付ける」「暗くなったからカーテンを閉める」「明るくなったらカーテンを開ける」といった「明るさ基準」の自動操作ができるようになりました。
時間との組み合わせもできるので、一人暮らしの人は「16時から19時のあいだに室内が暗くなったら部屋の明かりを付ける」といった設定をして防犯対策として使えそうですね。
本体正面にボタンが2つ付いた
比較表で「※1」と書かれているのがこの機能です。これまでSwitchBotハブ ミニはただの四角い箱でした。それがSwitchBotハブ2から本体正面に2つのボタンが付きました。
このボタンは温度と湿度の表示のオンオフを切り替えるだけでなく、ボタンにあらかじめアクションを登録して実行させることも可能です。
例えば帰宅してスイッチを押すと部屋の明かりが付いてカーテンが自動で閉まったり、反対に外出前にスイッチを押すと部屋の明かりが消えて、カーテンが閉まって、さらにロボット掃除機をオンにしたりすることもできます。
異常気温や湿度になるとアラートが来るように
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SwitchBotハブ2から異常気温や湿度を検知するとアプリの通知やSwitchBotハブ2本体から警戒のアラームを鳴らします。この機能は上の比較表の「※2」の機能です。
温度と湿度の設定は「○○度以下、○○度以上」と設定できるので夏場でも冬場でも対応できます。また初期設定はオフになっていますので、必要に応じてオンにしましょう。
- SwitchBotアプリを開く
- SwitchBotハブ2をタップ
- 画面右上の歯車をタップ
- アラート設定をタップ
- 温度アラートまたは湿度アラートをオンにする
スマートホームの新規格「Matter」に対応。ベータ版
SwitchBotハブ2はスマートホームの新規格として話題の「Matter」にベータ版ではあありますが対応しています。
Matterは2022年10月にリリースされたスマートホームの規格で、AmazonのAlexaやGoogle Home、AppleのHomeKitなどこれまで互換性がなかったスマートホーム機器の規格を統一を目標としています。
イメージとしては以前はプリンター、ディスプレイ、キーボード、サウンドなどケーブルは別々でした。それがUSB、さらにはUSB-Cによって統合され、USBかUSB-Cケーブルで繋げれば使えるようになりました。
これと同じことをスマートホームでも行おうとしています。
ちなみにSwitchBot ハブ2は発売当初、Matterに対応しておらず発売翌日にMatter対応のアップデートがリリースされました。そのためMatterに対応させるためにはSwithbBotのスマホアプリやSwitchBot ハブ2のファームウェアをアップデートする必要があります。
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- SwitchBotアプリを開く
- SwitchBot ハブ2をタップ
- 画面右上の歯車をタップ
- 少し下にスクロールしてMatter設定(ベータ版)をタップ
以上でアップデートが始まります。アップデート後は上記と同じ操作でMatterの設定をすることができます。
今後対応する機能
それ以外にもエアコンのリモコンの操作をWi-Fiに依存せずBluetoothを介して行える機能や、エアコンのリモコンと状態を同期する機能も4月対応を言われています。上の機能一覧の「※3」です。
実際にSwitchBotハブ2を使ってみた感想
SwitchBot ハブ2を先行レビューさせていただくに当たって、2週間ほどSwitchBot ハブ2を使わせていただきました。
ここからはその感想をまとめていきます。
「ハブ」としての機能は「今のところ」変わらない
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先に触れておきたいことは「ハブ」としての機能は「今のところ」変わりありません。
SwitchBotの関連製品や赤外線コントローラーなどと連携させる機能は同じです。ただ将来的にMatterに対応することで、連携できる製品が増えるのは間違いありません。
今後、Matterに対応する製品が増えれば、つまりMatterが普及すればSwitchBot ハブ2の利便性は大きく上がるはずです。
外出先からでも温度と湿度がわかるのは地味に便利
続いて見た目の話を。
SwitchBot ハブ2を設置すると、設置した場所の温度と湿度がわかるようになりまず。
これ自体は「温湿度計で足りること」ではありますが、SwitchBot ハブ2なら温度と湿度が外出先からでもわかります。「外出先からでもわかる」というのは何気に便利です。自宅にペットや子ども、高齢者がいる方は熱中症の心配が軽減されます。
またこのあとも触れますが、使い方次第で離れた場所に高齢者が住んでいる場合に役立ちそうです。
温度と湿度を条件にして自動操作ができる
SwitchBot ハブ2とエアコンや加湿器を連携させると、自分で判断するまでもなく温度湿度をトリガーにエアコンや暖房、加湿器・除湿機のオンオフを自動制御することができます。
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高齢者は体温調節機能が低下して熱がたまりやすくなることがあります。そのため本人は「まだ大丈夫」と思っていても、実は危険な状態になっていることがあります。毎年、夏になると熱中症で倒れる高齢者が多いのはこれが理由の1つです。
また子どもは「暑かったらエアコン付けてね」と言っても、自分が大丈夫なのか判断できないかもしれません。「どこまで暑くても大丈夫なのか」がわからなかったり、遊びに夢中になって言われたことを忘れてしまうことも多いです。
もちろんペットは自分で温度管理ができません。
そんななか、SwitchBot ハブ2があればあらかじめ温度と湿度さえ設定しておけば、あとは自動でエアコンや加湿器・除湿機を動かしてくれます。本当にありがたいです。
SwitchBot ハブ2は自宅だけでなく、高齢の家族の家に事前にセットしてあげればいろいろ家に行かなくても温度や湿度を把握しつつ、エアコンや加湿器・除湿機のオンオフもできるのが魅力です。
ちなみにすでにSwitchBotハブを持っている方は、SwitchBotハブ2を購入する代わりにSwitchBot温湿度計を購入することで、温度と湿度を条件にした自動操作ができるようになります。
旧SwitchBotハブからSwitchBotハブ2への移行が簡単
SwitchBot ハブ2を導入するにあたって実は少しだけ心配していたことがありました。
それはこれまで使っていたSwitchBotハブから新しい環境に移行するのが難しかったらどうしよう。。です。ところがそんな心配はまったく必要ありませんでした。
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設定は非常に簡単です。
- ハブの設定を変えたい端末をタップ
- 画面右上の歯車をタップ
- クラウドサービスをタップ
- Hub IDをタップ
- 画面下から出てくるメニューで新しい「ハブ」をタップ
- Hub IDが新しいハブになっているのを確認
以上で設定はできあがりです。
まとめ:温度・湿度・照度で自動化させたいなら
最後に今回の記事をまとめます。
SwitchBot ハブ2は温湿度計・照度計が搭載されたことで、温度や湿度、照度をトリガーにした自動化(オートメーション)を行えるようになりました。
上でも触れましたが、「SwitchBot 温湿度計」と従来のSwitchBot ハブミニでも温度や湿度をトリガーにした自動化は行えます。なのですでに従来のSwitchBotハブ ミニとSwitchBot温湿度計を持っている方は急いで買い換える必要はないかもしれません。
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ただ逆を言えば、SwitchBotハブ2があれば温度も湿度も、さらに照度も計ることができるので、今からSwitchBot ハブの購入を検討している方はSwitchBot ハブ2の購入を検討してみても良いと思います。
ちなみに温湿度計と照度計が搭載されていない前バージョンのSwitchBot ハブミニも併売されます。
もしこの記事を読んでSwitchBotハブ自体には興味を持ったけど、「温湿度計と照度計に興味がない」という方はSwitchBot ハブミニを購
4月24日まで限定!5%オフのクーポンがあります!
ちなみに2023年3月24日から4月24日までの1ヶ月間使える、Amazon限定「5%割引」のクーポンをSwitchBotの方から提供してもらっています。
クーポンのコードは「SB03HUB2」です。購入を検討している方はお見逃しなく。