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先日、遅ればせながらHomePod miniを購入して、1ヶ月弱経ったので色々と思ったことを記事としてまとめたいと思います。
もう記事のタイトルでも買いてしまったので先に書いておくと、僕は正直HomePod miniにガッカリしました。
僕というか「我が家の用途に合わなかった」といえばそれまでなのですが、正直HomePod miniは誰でも満足できる商品ではなく、一部の人たちがその恩恵を預かることができる限定的な商品のようです。
HomePod miniのここが良かった
設定が簡単
箱を開けて設定まであっという間でした。
電源を挿したらHomePod miniの上部の灯が灯り、あとはiPhoneのガイダンス通りに従って設定すれば初期設定はあっという間に終わります。この辺さすがApple商品という感じです。
見た目がかわいい
小さいボディーでコロンとした形はすごく可愛くていいです。テレビの横、リビングの一角、ベッドルームのライトの近くなどどこに置いても違和感なく、おしゃれな感じです。
小型の割には音がいい
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開封後に試しに音楽を流してみて、あの小さな本体からとは思えない良い音が部屋に広がったことに驚きました。
もちろん「いいスピーカー」と比べたらいけませんが「あの大きさ」で考えたら良い音です。
音質に関して僕自身は専門家でも、特にものすごくこだわりがあるわけでもないので、詳しいことはわかりませんが、素人目に聞いて「お、これはいい」と感じました。この辺のことについて詳しく知りたい方は「HomePod mini 音質」などで検索してみてください。
Siriの反応が良い
iPhoneやiPadの場合「Hey Siri」の反応が良くないため、何度もHey Siriと言い直すことがあります。ところがHomePod miniはかなり反応が良くなった印象です。
ただ時々、地獄耳すぎて寝室で子供と翌日の服選びのために天気を聞こうと手元にあるiPhoneに向かって「Hey Siri, 明日の天気は?」と聞くと、iPhoneが反応せずに隣の部屋にあるHomePod miniが反応することも。
HomePod miniのイマイチだった点
初期設定が終わって日々HomePod miniを使っていく中でイマイチだと感じたことです。
Apple Music以外”Hey Siri”は使えない
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1つ目は”Hey Siri”を使って音楽を流すとき、Apple Music以外の音楽サービスは使えません。
我が家はYouTube Musicを使っているのですが、Youtube Musicを流すときはiPhoneのアプリで流してAirPlayでHomePod miniにつなげなければなりません。
他社の多くのスマートスピーカーはSpotifyやYoutube Musicなどの音楽サービスを音声で操作できます。
もしApple Musicを使っていない場合、HomePod miniではなく他社のスマートスピーカーを使う方が便利かもしれません。
iPhoneをかざして音楽を引き継ぐのもApple Musicのみ
iPhone 11以降のiPhoneを使っている場合、Apple Musicの音楽をプレイ中にHomePod miniにかざすと、音楽が引き継がれてHomePod miniで再生が始まります。
この機能、地味にかっこよくて好きです。でもApple Musicしか使えません。
正直この機能は絶対に必要ではありませんが、Hey Siri同様「Apple Musicのみに対応している」という閉鎖的な感じが使っていて逆に残念な感情を抱かせます。
Bluetoothでは接続できない。接続はAirPlayのみ
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HomePod miniは他の端末と接続するとき、AirPlayでしか接続することができません。
iPhoneやiPad、Mac、AppleTVを使っている分には、「ほとんどの場合」まったく問題ありません。
ところがApple製品以外はHomePod miniに接続することができません。
というのもBluetooth接続ができないからです。
つまりAirPlayに対応していない端末を接続したい場合は、HomePod miniは接続できないということです。
WindowsやAndroidスマホ・タブレットでもAirPlayに対応したアプリを使えば接続できるようですが、使い勝手、接続の安定性などは未検証なのでわかりません。
一部のアプリで遅延が酷い
我が家が期待していたHomePod miniの用途の1つがiPhoneやiPadの映像をAirPlayでテレビに映して、音声はHomePod miniから出すというものでした。
ところが我が家が一番使いたかったアプリは遅延がひどく使い物になりませんでした。
ちなみにそのアプリは「海外在住の人が日本のテレビを見る」というアプリなので、日本に住んでいる方は使うことができません。そもそもこのアプリはAppleTV経由でテレビに映すことを想定していないと思います。
なので、これは完全に我が家の事情ではあります。「そもそも想定された使い方ではない」と一蹴されれば、それまでです。
ただその遅延が激しいアプリでもApple TVに一般的なBluetoothスピーカーを繋げると、遅延なく再生されました。つまりHomePod miniが普通にBluetooth接続できれば遅延問題はなかったわけです。
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だからこそ、上で書いた「Bluetooth接続ができない」が大きなネガティブポイントになりました。
HomePod miniがあると便利な人はこんな人
HomePod miniは僕というか我が家の用途には正直あまり合わなかったのですが、ではどんな人がHomePod miniを買うと幸せになれるのか、考えてみました。
きっとこんな人たちだと思います。
- 家中のメインで使うスマホやパソコンが全部Apple製品
- Apple製品以外、例えばテレビやオーディオと接続させる予定がない
- 音楽配信サービスはApple Musicを使ってる
家中のメインで使うスマホやパソコンが全部Apple製品
なぜApple製品以外を使っているとお勧めできないのか?というと、Apple製品以外と接続するときにAirPlayに対応したアプリを使えば、HomePod miniに接続することができます。でも、Apple製品でHomePod miniを使うときより面倒です。
また他のスマートスピーカーならBluetoothで接続できるのでそもそも「AirPlay対応アプリ」を使わず好きなアプリを使うことができるからです。
テレビやオーディオと接続させる予定がない
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安いテレビを買うと音が悪いです。それを補うためにHomePod miniを購入すると接続できない可能性があります。AriPlayに対応したテレビでなければ繋がりません。
またテレビではなくCDやラジオなどの音声をHomePod miniで流そうと思ってもAirPlayに対応していないと接続できません。
また我が家ではApple TVを使ってiPhone・iPadに移した映像をAirPlayでテレビに映して見る機会が多いのですが、そのとき音声だけHomePod miniにすると音声の遅延は3-4秒もありました。
なのでHomePod mini自らインターネット経由でApple Musicの音楽を流したり、AirPlayにきちんと対応したアプリをiPhone・iPadで流して映像はテレビ、音声はHomePod miniにする必要があります。
Apple Musicを使っている
音楽を流すとき、SpotifyやYoutube Music、AmazonのPrime Musicなどなどを使っている方もAirPlayを使ってHomePod miniで流すことができます。
ただあくまでもiPhone・iPadで流している音楽をHomePod miniに流しているだけなので、iPhone・iPadの持ち主が別の部屋に行きたいとき、iPhoneでゲームをしたいといなどHomePod miniで音楽を流すと都合が悪いかもしれません。
またiPhone・iPadの持ち主が外出したら音は切れてしまいます。
ちなみにYouTube Musicの音楽をHomePod miniで流した状態のiPhoneでYoutubeを見たり、ゲームをしたりしてもHomePod miniの音楽は途切れませんでした。とはいえ、ずっと自分のiPhone・iPad経由で音を流すのは嫌だと思う人も多いのではないでしょうか。
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そういう意味でApple Musicを使っていればHomePod mini単体で音楽が流れるので、Apple Musicを使っている人にとってHomePod miniは大きなメリットになります。