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iOS 15・iPadOS 15、そしてmacOS Montereyで飛躍的に進化を遂げるFaceTimeのどこが変わるのか?を紹介します。
これまでFaceTimeといえばAppleユーザーしか使えず、機能もほかのビデオ通話アプリと比べてパッとしませんでした。ところが次のアップデートでは多くのユーザーが望んでいた機能が多数搭載さっることになりました。
そこでこの記事ではそんな新機能を9つ紹介します。
FaceTimeのココが進化。9つの見どころ
FaceTimeはFaceTimeがリリースされて最大のアップデートを2021年秋に行います。
オンラインで会議や飲み会をするなど、これまでにないほど「オンライン」でのコミュニケーションが増えています。
そんなオンラインでのコミュニケーションをより円滑に、そしてこれまでオンラインでは行いにくかったコミュニケーションの取り方もFaceTimeなら可能になります。
見どころ9つを1つ1つ紹介する前に、もし時間がある方は2021年6月8日にAppleが行ったイベントWWDCの映像を見ると、どんな機能かイメージしやすくなりますので一度見てみてください。
FaceTimeの部分から始めるようにセットしていますが、もしFaceTimeから始まらない場合は「6分20秒」くらいから見始めるとちょうど良いです。
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それではFaceTimeの進化したポイントを見ていきましょう。
ノイズキャンセリング機能を搭載
FaceTimeにノイズキャンセリング機能(Voice Isolation mode)が搭載されます。
この機能は機械学習を使って話している人の声を学び、通話している相手に余計な音、例えば掃除機の音や犬の声を届けず、クリアな話し声を届けるモードです。
周りの音を全て届けるモードを搭載
これまでのFaceTimeはノイズキャンセリング機能とは言わないまでも、相手に話し声を聞こえやすくするよう音の処理が行われていました。
今回その「ノイズキャンセリング機能」の反対で、話している相手に自分の周りの音を全て届けるWide Spectrum Mode(広域モード?)が搭載されます。
これによってFaceTimeを使った音楽のレッスンや、周りの環境音を相手に伝えたいときに重宝します。
ポートレートモードに対応
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iPhone X以降を使っている方ならなじみ深い「ポートレート機能」がFaceTimeにも搭載されます。
対応端末でFaceTimeを行うと、背景をぼかしてまるで一眼レフで撮ったようにボケさせることができます。
- iPhone:iPhone XR、iPhone XSかそれ以降
- iPad:iPad 第8世代かそれ以降、iPad Air 第3世代かそれ以降、iPad mini 第5世代かそれ以降、iPad Pro 11インチ、iPad Pro 12.9インチ 第3世代かそれ以降
- Mac:2018年かそれ以降のモデル
グリッド表示に対応
グループFaceTimeを行うとき、相手の顔をグリッドで並べて表示することができるようになります。
ちなみに話をしている人は白く縁取られるので、誰が話しているかわかりやすいです。
空間オーディオに対応
AirPods ProやAirPods Maxを使ってFaceTimeを行うと空間オーディオに対応します。これによって複数人で話をしているとき画面の右にいる人の声は右側から、左にいる人の声は左側から聞こえてきます。
対応端末
- iPhone:iPhone XR、iPhone XSかそれ以降
- iPad:iPad 第8世代かそれ以降、iPad Air 第3世代かそれ以降、iPad mini 第5世代かそれ以降、iPad Pro 11インチ、iPad Pro 12.9インチ 第3世代かそれ以降
- Mac:2018年かそれ以降のモデル
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予め時間を指定して通話ができる機能を搭載
これまでFaceTimeは電話と同じで「FaceTimeを行う時間に通話をスタート」する必要がありました。
一方Zoomはあらかじめ通話する日時を決めて、先方にメールやテキストで招待状という形で予定をお知らせすることができます。
その機能がFaceTimeにも搭載されます。FaceTime Linksという機能でFaceTime通話を始める日時をメールやメッセージで送ったり、そのリンクをカレンダーに追加することができます。
画面を共有できるように
FaceTimeを使って使っている端末の画面をシェアできるようになります。
これによって閲覧中のウェブサイトを相手に見せたり、iPhone・iPadの使い方を「設定」を使いながら説明することができます。
WindowsでもAndroidでも使えるように
これまでFaceTimeはAppleの端末(iPhone・iPad・iPod Touch・Mac)でしか使うことができませんでした。
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それが2021年秋からブラウザ(最新版のChromeかEdge)を使って、FaceTimeを使うことができるようになります。
ビデオ通話の日程が書かれた招待状に記載されたURLをクリックするとお馴染みのFaceTimeの画面が表示されます。
この「ブラウザでFaceTimeができるようになった」ことによってWindowsやAndroidなどの垣根を越えてFaceTimeを使うことができるようになりました。
ちなみにこのときApple IDも必要ありません。
FaceTime越しに家族や友達と映画や音楽を楽しめるように
新機能「SharePlay」を使うことでFaceTimeで会話をしながら、一緒に映画や音楽を一緒に楽しむことができます。
映像や音楽の一時停止や早送り・巻き戻しなどが他の人と同期されたり、再生中の映像や音楽の音量とFaceTime通話中の声の音量のバランスが取られるなど、かゆいところに手が届く機能追加が行われています。