スポンサーリンク
iPhoneやiPadの機能の1つ「スクリーンタイム」には利用者がアクセス・閲覧できるウェブサイトを制限する機能があります。
その中に「成人向けWebサイトを制限」というのがあるのですが、具体的にはどういったウェブサイトにアクセスできないのでしょうか。
設定方法を紹介するページは多いのですが、具体的にどのページが表示されないのか、どんな風に表示されるのかわからなかったので調べてみました。
スクリーンタイムの「成人向けWebサイトを制限」ってどうなの?
子供にiPhoneやiPadを渡すとき、ウェブサイトの閲覧をどうコントロールするのが良いか、すごく難しいです。
「◯◯はダメ」と口頭で伝えても、ウェブサイトの数は無限にあるので、1つ1つを見張ることはできません。
AppleはiPhoneやiPad、Macの機能として子供に渡す端末の閲覧を制御できる機能を提供しています。その機能のなかに「成人向けWebサイトを制限」というのがあります。
これまで使ったことがなかったのですが、娘が5歳になって文字を読んだり入力できるようになって、そろそろ閲覧制限を掛けた良さそうだったので、「成人向けWebサイトを制限」がどんなものなのか実際に使ってみました。
実際に検索をしてみる
スポンサーリンク
まずウェブサイトへのアクセス制限を掛けた際、検索結果にどう影響するのか調べてみました。
セーフサーチがオンになる
まずはわかりやすいところから。
海外の超有名な某AV動画サイトを探してみました。
制限を掛けた状態では、Safariを使ってGoogleやBingで検索するとセーフサーチがオンになり、検索結果にはその某AV動画サイトは表示されませんでした。
ちなみにYahoo.co.jpで検索すると普通に検索結果に出てきます。
他にも試しに子供向けのアニメをいろいろ検索してみたところ
- ディズニー
- 仮面ライダー
- プリキュア
- アンパンマン
など大抵のアニメは検索することができます。
ところが子供に人気の「ポケモン」は検索結果がゼロにすらならず、それ以前の「アクセス拒否」状態になります。
スポンサーリンク
この「ポケモンは検索すらさせない」という強硬な姿勢は、ポケモン図鑑 https://zukan.pokemon.co.jp/ などポケモン関連の多くのサイトも表示させません。ちなみに「Pokemon」は検索できるし、ウェブサイトも表示されます。
他にもランダムでいくつかウェブサイトにアクセスしてみましたが、下記のページにはアクセスできませんでした。
- curazy.com/ 面白ネタを紹介するメディア
- game8.jp ゲームの攻略サイト
あまりお勧めはできません
どこまで制限を掛けるのか?にもよりますが、Appleが提供する「大人向けWebサイトを制限」を子供のiPhoneやiPad、Macに使うのはあまりお勧めできません。
というのも幾つか理由があります。
フィルタがイマイチ
そもそもなのですが、フィルタがイマイチです。
ポケモンを閉め出してみたかと思えば、他のアニメはほぼすべてOKだったり、現実に即したフィルタではないように思えました
広告は普通に表示される
スポンサーリンク
僕がみている限り、ウェブサイトに表示される広告は普通に表示されていました。
よくあるコミックサイトのちょっと大人な雰囲気の広告とか出ていたので、子供に見せたくない」という方にはAppleの「大人向けWebサイトの制限」はお勧めできません。
アドレス直接入力で表示
すべてのウェブサイトではありませんが、試しに海外の有名な某AV動画サイトのアドレス(URL)を直接入力したところ、こちらも何の問題もなく表示されました。
アドレスによっては表示されないこともあるので「常に表示される」わけではなく、表示されることもある程度なのかもしれませんが、やはりその精度は疑問です。
Safari以外で機能しない
ここが一番大きいかもしれません。
この機能はSafari以外で機能しません。そのため、Chromeなど他社製のブラウザやアプリ内ブラウザで表示されたら、フィルタは機能しません。