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macOS Montereyにアップデートした頃から急にiCloud Driveが同期されないことが多くなりました。
この記事ではiCloud Driveの同期がうまくできなくなった際、ネットで見つけた一般的な解決策を試しても解決できなかったのですが、ある方法で一発で同期できるようになったので、その解決策・対処法を紹介します。
ある日MacのiCloud Driveが同期されなくなった
macOS Montereyにアップデートした頃からMacでiCloud Driveの同期がされないことが多くなりました。

上のようMacのファイルは雲アイコンが付いてアップロードされません。
Macを再起動すると一時的にiCloud Driveの同期は行われるのですが、それも一時的なもの。少し経つと再びファイル同期が行われなくなります。そのためMacへのファイルはAirDropを使うことが多くなりました。
ちなみにiPhoneとiPad間はまったく問題なくファイルの同期ができます。でもなぜかMacにはファイルが来ないし、MacはファイルをiCloudにアップロードしなくなります。
iCloud Driveが同期しない!でも「一般的」な解決策では解決しない
いろいろネットで解決策が紹介されているので試してみても、これもまったく解決できず。もう諦めていたのですが、あるとき意図せず解決策を見つけてしまいました。
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インターネット上でよく見かけるiCloud Driveが同期しないときの解決方法は以下の通りです。
- Macを再起動する
- iCloudの空き容量が十分にあるか確かめる
- iCloud Driveを一旦オフに→再びオンにする
- Apple IDを一度サインアウトしてサインインしなおす
- ソフトウェア・アップデートをする
僕はこれらを全て試しましたが、一時的に解決することはあっても根本的な解決にはなりませんでした。
iCloud Driveのサインアウトを行うと、ローカルのデータが削除されサインインし直すとiCloud Driveの同期を最初から行います。そのため時間がかかります。
それでも解決されず、正直iCloud Driveの使用を諦めてGoogle Driveに移行しようかと考えていたほど、「iCloud Driveの同期ができない」ということは不満点でしかありませんでした。
「bird」というプロセスが原因だった
Macの内部で処理しているプログラムに「bird」というプロセスがあります。
僕もこのプロセスのこと知らなかったのですが、「bird」というプロセスはiCloudの同期を行っていて、一時期birdが暴走してCPU100%、Macのファンが鳴りまくるというバグがあったそうです。
その記事を見つけて「iCloudの同期を行うプロセス」という存在をしりました。
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そこでiCloudが同期しなくなったときに、試しにbirdをアクティビティモニターで強制的に終了させてみたところbirdが再起動されファイルの同期が行われるようになりました。
「bird」を終了させる方法は以下の通りです

- アクティビティモニタを起動
- 画面右上の虫眼鏡アイコンをタップ
- birdと入力

- birdをクリック
- 画面上部にあるXをタップ

- 強制終了をクリック
以上の操作でbirdが再起動され、iCloudの同期が始まります。
根本的な解決にはなっていません
今回紹介した方法は残念ながら根本的な解決にはなっていません。
しばらく使っていると再びbirdプロセスがダメになるのかiCloud Driveは同期されます。
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なぜbirdが機能しなくなってしまうのか、macOSのバグなのか、それとも何かが悪さをしているのか、そこを特定して完全な解決策を見つけたいです。
ターミナルでログを取ることで何が原因かわかるかもしれないらしいのですが、その辺の知識が全くなく何もできずにいる状態です。
もし何か知っている方がいたら、Twitter @how_to_ringo もしくはメール hello〇iphone-manual.net(〇を@に)に情報をいただけたら嬉しいです。