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この記事では3D Touch(3Dタッチ)の代わりに導入されたHaptic Touch(ハプティックタッチ)がどんな機能なのか、また従来の機能3D Touch(3Dタッチ)とどう違うのか?を紹介します。
iPhone XRから導入され、iPhone 11シリーズはすべて3Dタッチの代わりにHaptic Touchが使われていますので、サクッと覚えて日常生活で使いこなしましょう。
Haptic Touch(ハプティックタッチ)って何?
Haptic Touch(ハプティックタッチ)というのは、2018年10月26日に発売されたiPhone XRから搭載された3D Touchの代わりになる機能です。
従来の3D Touch(3Dタッチ)は画面をグッと押し込むと、パソコンで言う右クリックのようなメニューが表示されます。
一方、Haptic Touchは画面をグッと押し込まず、長押しをすることで擬似的に3D Touch(3Dタッチ)を再現します。
小難しいことを抜きにすると、
- 3Dタッチ … グッと押し込む
- Haptic Touch … 長押し
できることはどちらも「だいたい」同じ。といった感じです。
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今まで「この操作は3Dタッチ、こっちの操作はハプティックタッチ」と使い分けていたのが、3Dタッチが廃止されたことで、すべて「長押し」に統一されたのは利用者としてはわかりやすいです。
では、Haptic Touch(長押し)するとできること・できないことはいったいどんなことでしょう。
Haptic Touchはどんなところで使う?
3D Touchの代わりとして搭載されたHaptic Touch。
どんなときに使えるのか?というと、3D Touchが使える多くのシーンで使うことができます。
プレビュー(Peek・Pop)
SafariやメールのリンクをHaptic Touch(長押し)すると、リンク先を新しいウィンドウ(タブ)に開かずに小さな画面で確認(プレビュー)することができます。
またメールやメッセージなどの通知をHaptic Touchすると、内容を確認することができます。
懐中電灯やカメラの起動
ロックスクリーンからカメラや懐中電灯を起動するとき、iPhone XやiPhone XSはボタンを3D Touchでグッと押し込むように押しました。
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iPhone 11やiPhone XRはHaptic Touch(長押し)で起動します。
コントロールセンター内の操作
コントロールセンターから「カメラ」「タイマー」「懐中電灯」などを起動できますが、それらをHaptic Touch(長押し)すると、さまざまな機能を呼び出すことができます。
例えば
- 懐中電灯 … 明るさの調整 4段階
- カメラ … セルフィー、ビデオ撮影、ポートレートセルフィーを撮る
- タイマー … 時間の設定
これらの設定をHaptic Touchで行うことができます。
アプリの削除や移動(iOS 13から)
アプリの削除や移動はもともと「アイコンの長押し」だったので、iPhone 11でも長押しで削除や移動を行います。
ただし若干やり方が変わりました。今まではアイコンを長押しするだけでアイコンがプルプル震えましたが、iOS 13からはメニュー画面が表示され、その中から
をタップします。スポンサーリンク
もしくはメニューが出た後も長押しし続けることで、いつもと同じようにアイコンがプルプル震えます。
Live Photoを見る
写真アプリでLive Photoを表示させ、Haptic Touch(長押し)をすると、動画が再生されます。
キーボードを使ってカーソルを動かす
そもそも意外と知られていない機能なのですが、従来のiPhoneはキーボードを3D Touchするとカーソルをマウスのように上下左右自由に動かすことができます。
これと同じことをHaptic Touchではキーボードを長押しするのではなく、スペースキー(空白キー)を長押しすることで、カーソルを自由に動かすことができます。
Haptic Touchでできないこと
では、3Dタッチでできて、Haptic Touchでできないことは?というと意外とありません。
Live壁紙ができない
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Live Photoを壁紙に設定すると、3Dタッチをすると壁紙が動きます。
ところがHaptic Touchでは壁紙が動きません。