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この記事ではGoogle Analyticsの最新版GA4と、従来のGoogle analytics(UA)では、リアルタイムのアクセス数に大きな差がある理由を解説していきます。
Google Analytics(グーグル・アナリティクス)をGA4に変えると誰もが一度はリアルタイムの数字が増えてビックリするのではないでしょうか。
でも、実際のところアクセス数が増えたわけでも、GA4の計測が間違っているわけでもありません。
結果が違う理由1:GA4とUAでは計測期間が違う
Google Analyticsの新しい計測方法GA4の計測期間は「30分」です。
30分のあいだにどのくらいの人が訪れたのかを教えてくれます。
一方、UAは「5分」です。つまりGA4とUAでは計測期間が「6倍」も違うということです。
結果が違う理由2:GA4はAMPページの計測に非対応
従来のGoogle Analytics(UA)はAMPページでも閲覧者の数を計測することができました。
ところがGA4はAMPページで閲覧者数を計測することができません。Googleが推していたにもかかわらずです。
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もしブログやウェブサイトがAMPに対応している場合、閲覧数は大きく異なってしまいます。
とはいえ差がありすぎる
ということで一般的に言われている「Google AnalyticsのGA4とUAでリアルタイムの閲覧者数が全然違う」問題の理由は2点あることがわかりました。
- 計測期間がUAは5分。GA4は30分
- UAはAMPページも計測可、一方GA4は計測不可
ところがAMPを導入していないウェブサイトやブログで、GA4のリアルタイムのアクセス数を6で割っても、UAのリアルタイムのアクセス数にならないことがあります。
その原因として考えられることは、「30分を6で割った5分」と「アクセスが妙に少ない5分「アクセスが多い5分」では、結果が全然違うからではないでしょうか。
1ヶ月で見ると閲覧数の違いは誤差
リアルタイムの閲覧数に限って言うとUAからGA4に移行したあと戸惑うかもしれません。
では少し期間をとって1ヶ月で見るとどうか?というとその差は「誤差の範囲」でした。例えば、当方が運営するブログ2つのPVを例に挙げてみましょう。
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一つ目のブログのPVがこちらです。
- UA … 252,736
- GA4 … 246,375
また別のブログも見てみましょう。
- UA … 494,130
- GA4 … 482,676
でした。
どちらもGA4の方が若干少なめではあるものの、その差は「2%ちょっと」しかありません。