いくつ知ってる?iPhoneの知られざるトリビア10選

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今回はiPhoneの知る人ぞ知るトリビアを10個紹介します。

今でこそ生活の一部となって、スマホがない生活なんてなかなか想像できないかもしれませんが、15年も遡ると今あるようなスマホはまだ発売されておらず、ガラケーが主流な時代でした。

そんな時代に突如登場し、時代を大きく変えたiPhoneが開発されるまでのトリビアと、発売されたあとのトリビアがいくつもあります。

ぜひ幾つ知っているか数えながら読み進めてみてください。そして幾つ知っていたかTwitterなどで教えていただけると嬉しいです。

ちなみに僕は10個中3つだけでした。まだまだ勉強不足を痛感です。。

目次

01:iPhoneより前にAppleは携帯電話を出していた

iPhoneといえばApple。AppleといえばiPhoneといっても過言ではないほどiPhoneは「Appleの代名詞」となっていますが、実はAppleが生み出した最初の携帯電話はiPhoneではなかったんです。

その名も「iTunes Phone」という携帯電話でした。

Steve Jobs presents the iTunes Phone

Appleが最初に発売した電話はモトローラ社と共同開発したiTunes Phone Rokr E1です。
初代iPhoneが発売される2年前の2005年9月7日に発売されました。

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当時、iPodはAppleのなかでもっとも売れている商品でした。当時スティーブ・ジョブズは携帯電話が音楽プレーヤーのライバルになることを知っていました。そこで発売したのがiTunes Phoneです。

ちなみにiTunes Phone Rokr E1はファームウェアで本体に入れられる曲の数を100曲に制限かけていたり、データ転送が遅すぎること、さらにRokr E1と同時にiPod Nanoを発表したことから、期待していたほど売れませんでした。

Rokr E1発売の翌年2006年1月にRokr E1の後継バージョンRokr E2(iTunesの代わりにRealPlayerが搭載)が発売され姿を消しました。

発表の様子を見たい方は「Steve Jobs presents the iTunes Phone – YouTube」をご覧ください。

02:iPhoneの「i」にはどんな意味がある?

iPhoneの「i」にどんな意味があるか知っていますか?

Appleは現在、iPhone、iPad、iPod Touch、iMac、iCloudなど「i」から始まる製品やサービスを出しています。以前はそれ以外にも「iBook」と呼ばれるノートパソコンも出していました。

この「i」にどんな意味があるのでしょうか。

一番最初に「i」を冠した製品は「iMac」でした。
iMacの発表イベントでは以下のようにスティーブ・ジョブズが語っています。

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iMac comes from the marriage of the excitement of the internet with the simplicity of Macintosh
iMacはインターネットの興奮とMacのシンプルさの融合から来ている

つまり「i」は「Internet」の「i」がメインなのですが、その後イベントのなかで以下のような「4つのi」についても触れています。

  • Individual … 単体の、個人的な
  • instruct … 教える
  • inform … 情報を与える
  • inspire … インスピレーションを与える

こういった全部で5つの「i」がiMacには込められ、その後の製品展開に受け継がれていきました。

ただ最近の新製品では「i」がつく製品はなく、Apple Watch、Apple Pencilなど「Apple」がつくか、AirTag、AirPodsなど「Air」がつく製品が多い傾向にあります。

03:最初のiPhoneはAppleが作ったものではない

今ではiPhoneのメーカーはどこ?と聞かれたら、誰もが「Apple」と答えるはずです。

ところが最初のiPhoneを作ったのはAppleではないんです。

「iPhone」というを初めて使った企業はアメリカにある世界最大のコンピューターネットワーク機器企業「シスコシステムズ」です。1998年に電話の名前で開発・発売していました。

このiPhoneはデュアルモードのコードレスVoIPネットワーク電話です。

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「iPhone」という商標を巡ってCiscoとAppleは2007年2月まで揉め続けました。

ちなみに日本では「iPhone」や「アイフォン」といった呼称の商標を「アイホン社」が所有しています。そのためiPhoneのパッケージには必ず以下のような記載があります。

商標「iPhone」は、アイホン株式会社の許諾を受けて使用しています

04:iPhoneは「小さいiPad」として開発された

iPadは初代iPhoneが発売されてから3年経った2010年4月3日に発売されました。

iPad発表当時「巨大なiPhone」などと揶揄されていましたが、実は「iPadは巨大なiPhone」ではなく、その反対で「iPhoneは小さいiPad」として開発が進みました。

1990年代、当時社長を務めていたスティーブジョブズ氏は数百ドルで購入できるパソコンを作らせようとしていました。その時価格を下げる手段としてキーボードを取り外そうとしていました。

035 iPad prototype

そしてそれを実現するために、上のようなiPad Proによく似た端末も開発されました。この端末はApple社内では「Model 35」と呼ばれていたそうです。ちなみにこの端末の厚さは2.5cmもありました。

Appleはその端末の開発を一時的に止め、その代わりに現在のiPhoneの開発に注力しました。

つまり「巨大なiPhone」と言われたiPadですが、実はiPadのほうがiPhoneより先にあり、iPhoneこそ開発途中だったiPadに似ている「小さなiPad」とも言えるわけです。

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05:初代iPhoneのプロトタイプはiPodのようなホイールがあった!?

iPhoneは当時当たり前だった物理キーボードを廃止し、ほぼすべての操作をタッチ操作で行えるようにしたことが革新的でした。

ところがプロトタイプ(開発途中版)にはiPodのようなホイールタイプの入力装置があったバージョンもありました。

もともと初代iPhoneは開発の段階で30-40通りもの試作機があり、iPod Nanoをベースにしたものや、

06:AppleはiPhoneにジョイスティックを付ける計画もあった!?

Appleが製品化するつもりがあったかどうかは定かではありませんが、Appleは2015年にホームボタンにジョイスティックの機能を持たせる特許を申請しています。

ボタン内部にバネを設け、ジョイスティック使用時以外は隠されているというものでしたが、実現することはありませんでした(今のところ)

07:1980年代からSiriの登場は予言されていた

iPhone 4sがリリースされた2011年にお披露目されたSiri。

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実はそれよりも20年以上も前の1987年、当時のCEOジョン・スカリー氏がSiriのようなバーチャルアシスタントを搭載した「Knowledge Navigator ナレッジ・ナビゲーター」という端末のコンセプトを発表しました。

このナレッジ・ナビゲーターはバーチャルアシスタントが登場し、メッセージやその日の予定を読み上げ、ユーザーはタッチパネルを操作します。まるでSiriとiPadのような存在です。

ところでこのバーチャルアシスタントはアイアンマンに登場するジャーヴィスを連投させます。

Siriがここまで操作できる日が来ることを願うばかりです。

08:Appleは22億台ものiPhoneを販売している

Appleは2007年に発売した初代iPhoneから数えて、2018年までに全世界で22億台ものiPhoneを販売したそうです。

この記事を執筆しているのは2022年1月。その後2019年には約4,100万台。さらに2020年には3,500万台販売されたことが明らかになっているので、2021年までに23億台以上うれているのは間違いなさそうです。

09:歴代でもっとも売れたiPhoneはiPhone 6

歴代のiPhoneでもっとも売れたiPhoneはiPhone 6とiPhone 6 Plusです。合計で2億2200万台も売れているとか。この数字は全世界の売り上げ台数を元にしています。

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ちなみにBCNの調べによると2007年から2019年10月末までのあいだに日本でもっとも売れたスマートフォンはiPhone 8だったそうです。

驚くべき事に出荷台数のうち1位から16位までをiPhoneが占めています。それ以外のランクを見ると以下の通りとなります。

  1. iPhone 8
  2. iPhone 6
  3. iPhone 7
  4. iPhone 5s
  5. iPhone 6s
  6. iPhone 5
  7. iPhone 4s
  8. iPhone XR
  9. iPhone 4
  10. iPhone SE
  11. iPhone X
  12. iPhone 5c
  13. iPhone XS
  14. iPhone 3GS
  15. iPhone 6 Plus
  16. iPhone 7 Plus
  17. Xperia acro HD(ソニー)
  18. iPhone 8 Plus
  19. Xperia Z3(ソニー)
  20. P20 lite(Huawei)

こう見ると人気がなかった印象があるiPhone 5cよりもiPhone XSのほうが人気がなく、さらにiPhone XS Maxにいたっては20位にも入って来ません。

かと思うと「大きさ」だけで見ると上位トップ3の「iPhone 6」「iPhone 7」「iPhone 8」は同じサイズ。つまりもっとも人気があるiPhoneはこのサイズであることもわかります。

10:発売からたった69日で販売終了したiPhoneがある

日本では発売されませんでしたが、初代のiPhoneは2007年6月29日に4GBと8GBモデルが発売されました。

そしてそれからたった2ヶ月後の2007年9月5日に8GBモデルが200ドル値下げされ、4GBモデルは販売を終了しました。

つまり初代iPhoneの4GBは発売から69日で姿を消したという事です。

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いくつ知っていましたか?

さてここまでiPhoneのちょっとしたトリビアを10個紹介しましたが、いくつ知っていましたか?

どこかでなにかの話のネタにでもしてもらえたら幸いです。

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この記事を書いた人

Apple製品をはじめとしたガジェットの使い方やレビューを書いています。レビュー依頼は問い合わせから。
Apple製品ほかガジェットが好き。40代2児の父。2014年からブログ運営を仕事にしてます。

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