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先日ちょっと怖い投稿をYahoo!知恵袋で見かけました。
その内容というのは母親が寝ている娘のスマホを持ち出して、娘の指紋でロックを解除。中を見ようとしていたというものです。
詳しくはYahoo!知恵袋の投稿を見てもらった方がいいのですが、そんなときあなたなら自分の情報をどう守りますか?
この記事では寝ている間にTouch IDを使ってiPhoneやiPadのロックを解除させない方法を紹介します。
Touch IDのセンサーの速さが逆に困る
Touch IDは非常に精度が高く、またスキャンが高速なため指を軽くタッチするだけで一瞬でロックが解除されます。
この「指を軽くタッチするだけで解除できる」のが「寝ている間に指紋を採られてロックが解除される」という点においては困りものです。
ではどうすれば寝ている間に指紋認証のTouch IDを使われないようにできるのでしょうか。
Touch IDは5回間違えるとロックされる
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まず始めに知っておきたいことがあります。
それはTouch IDを5回連続で間違えるとiPhone・iPadのロックを解除するためにはパスコードが必要になります。
つまり他人は何度も何度も挑戦することはできないということです。
Touch IDがダメでパスコードを使ってロックを解除することもできますが、それも何度か間違えるとiPhone・iPadがロックされてしまいます。
寝ている間にTouch IDでロックを解除させない方法
では、寝ている間にiPhone・iPadのロックを解除されないようにする方法をいくつか紹介していきます。
ちなみにどの方法も完璧ではありません。それぞれの注意点を確認しつついろいろ試してみてください。
方法1:登録する指を工夫する
一般的にTouch IDで登録する指は親指か人差し指ではないでしょうか。
iPhoneだと親指、iPadの場合は人差し指を登録する人が多いかもしれません。
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つまり寝ている間にTouch IDを解除しようとする人は、まず親指と人差し指を試すはずです。しかも利き手の親指と人差し指を試すはずです。
ということは「右手の親指と人差し指」をTouch IDに登録するのは危険ということです。
ではどの指にすれば良いか?なのですが、左手の中指とか薬指はどうでしょう。
右手でiPhone・iPadをもって左手の中指か薬指で解除します。
もしくは指紋以外を登録するという方法もあります。
Touch IDは指紋以外も登録することができるので、指紋以外を登録すれば他人がiPhone・iPadを解除するのはかなり難易度があがります。
例えば指紋がある側ではなく反対側のシワを登録してみるのはいかがでしょう。もしくは親指の付け根も登録できます。
注意点:解除しているところを見られるとバレる
今回紹介した方法で気を付けなければいけないのが、あなたがこれらの部位を使ってiPhone・iPadを解除しているところを見られてしまうと、意味がないということです。
親指の付け根はバレにくいかもしれません。ただ相手がよく見ていたら結局バレてしまいます。
方法2:寝る前にTouch IDを無効にする
実はiPhone・iPadのTouch IDはちょっとした操作で無効、オフにすることができます。
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その操作はいくつかあって
- サイドボタン(電源ボタン)を5秒以上長押しする
- iPhone・iPadを再起動する
- Touch IDを5回間違える
というものです。一番簡単なのは一番上の「サイドボタン(電源ボタン)を5秒以上長押しする」ではないでしょうか。
5秒以上長押しすると電源を切る画面が表示されるので、そのまま無視して放置してOKです。次にiPhone・iPadのロックを解除するときはパスコードを使いましょう。
注意点:やり忘れる可能性がある
たった5秒サイドボタンを押せば良いのですが、やり忘れるとiPhone・iPadはTouch IDで簡単にロックが解除されます。
自動、例えばあらかじめ決めた時間になるとTouch IDが無効化される機能とかあるといいのですが、今のところありません。
リマインダーを毎晩セットして忘れないようにすることはできますが、お酒を飲んで酔っ払っているときなど忘れがちなので、注意が必要です。
方法3:手袋を付けて寝る
3つ目の方法は非常にアナログな方法です。
寝るときに手袋を付けることでTouch IDで解除されなくなります。
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男性が手袋を付けて寝ると違和感があるかもしれませんが、女性ならハンドクリームを手に付けて寝たりすることがあるので違和感はあまりないかと。
本当に寝るときにハンドクリームを付けて寝れば、手の保湿にもなるので一石二鳥です。
注意点:手袋をし忘れたら意味がない
サイドボタンを5秒間押すのと同じなのですが、手袋を付け忘れたらいつも通りTouch IDでiPhoneやiPadは解除されます。
一番のお勧めはTouch IDを使うのを止める
これはもう解決策ではなく運用方法を変えることになってしまうのですが、Touch IDを使わないことが一番の解決策です。
Touch IDよりも少し面倒になりますが、パスコードは相手にパスコードがバレない限りロックを解除される心配がないので安心です。
普通にパスコードを使っても良いのですが、もう少しセキュリティーを高くしつつ、利便性を上げると言う意味でパスコードの種類を変えてもいいのかもしれません。
パスコードは従来の6桁以外に4桁の数字に変えたり、アルファベットを混ぜることも可能です。ただアルファベットを入れると入力が面倒になります。
個人的には「カスタムの数字」という好きな桁数の数字をパスコードにできるものがお勧めです。この「カスタムの数字」は入力時に何桁入れれば良いかわからないので、同じ6桁でも相手は6桁なのか4桁なのか?から考えなくてはなりません。
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「セキュリティー的に良い悪いは別」として、極端な話パスコードを1桁2桁にしても相手には気付かれないのが大きなメリットです。
パスコードの変え方は別の記事で紹介していますので興味がある方はその記事をご覧ください。
スマホを買い換えるという選択肢も
これは「お金で解決」ではありますが、これを機にFace IDを搭載したiPhoneに買い換えても良いのかもしれません。
Face IDはTouch IDと違って目をつぶった状態では解除されないので「寝ている間に解除される」という心配がありません。
最新のiPhone 13シリーズはまだ少し高いかもしれませんが、iPhone 12やiPhone 11シリーズなら価格も少し安く、性能は最新機種よりはもちろん劣りますがTouch IDを搭載したiPhoneよりは良いです。
ただコロナ禍でマスクを付ける生活が続く中、Face IDはマスク着用中使えません。Apple Watchと併用でマスク無しでも解除できますが、Apple Watchがないと不便かっもしれません。