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iPhoneで料理の写真を撮って、あとで見直してみたら「縦横が間違っている」なんてことありませんか?
1枚だけならまだしも、いっぱい撮った写真がことごとく縦横違っていると直す気力も失せます。
そんなとき「iPhone壊れてない?」とか「iPhone使えない」なんて思うかもしれませんが、そんなことありません。
写真を撮って縦横がおかしくなるのは、撮り方の問題です。つまりなぜ縦横がおかしくなるのか知っていれば簡単に防ぐことができるのです。
やり方はすごく簡単なのでぜひ覚えておきましょう。
横向き写真が縦になってしまう現象を再現してみよう
さて、どうして横向きで撮った写真が縦になってしまうのでしょうか。まずは再現してみましょう。
実はほとんどの人が「横向きで撮ったつもりが縦向きで撮れてた」となるはずです。逆の「縦向きで撮ったのに横向きになってた」という人は少ないです。
横で撮ったはずなのに縦になっている写真のほとんどがテーブルの上にあるものなど、iPhoneの画面が上を向いた状態、つまりカメラを下に向けた状態で写真を撮ろうとしています。
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ここから書かれていることを読みながら、iPhoneで横向きの写真を撮ってみてください。
- iPhoneを縦向きにしてカメラを起動する
- カメラを縦向きにしたまま、自分の足の写真を撮るようにカメラを下に向けます
- カメラを下に向けたままiPhoneを回して、横向きの写真を撮ります。パシャ。
- 写真を見る
するとiPhoneを横向きで写真を撮ったはずなのに、写真は縦向きで撮れていませんか?
「横向きで撮りたいのに縦向きの写真になってしまう」という現象が再現できました。
正しく横向きの写真を撮る方法
では、もう一度写真を撮ってみましょう。
- カメラを縦向きで起動する
- カメラを縦向きにしたまま、自分の足の写真を撮るようにカメラを下に向けます
- カメラを下に向けたままiPhoneを回して、iPhoneを横向きにします。
ここで一旦ストップします。ここでiPhoneの画面を見てみましょう。チェックしたいポイントがいくつかあります。
下に書き出した3つのポイントをチェックしてみてください。
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- シャッターボタンの近くにあるカメラのアイコンの向き
- 「HDR」の文字の向き
- ズームの倍率の数字の向き
縦横が変になってしまうパターン
これから紹介するカメラの画面で撮影すると、撮られた写真はすべて「横向きで撮ったはずなのに縦向きの写真」になってしまいます。
iOS 14搭載のiPhone 11の場合
iOS 14が入ったiPhoneの場合、カメラの倍率(1xや.5など)が右を向いているのがわかります。
iOS 12を搭載したiPhone Xの場合
では、iOS 12を搭載したiPhone Xの場合は?というと
カメラのアイコンと撮影時の倍率を示す「1x」が、反時計回りに90度回転していますね。
iOS 12を搭載したiPhone 6 Plusの場合
他にもiOS 12を搭載したiPhone 6 Plusの場合は、HDRもカメラのアイコンも反時計回りに90度回転していることがわかります。
正しい向きで撮影されるパターン
では正しい向きで撮影される場合、カメラはどのような表示になっているか見てみましょう。
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iOS 14を搭載したiPhone 11の場合
倍率は正しい方向を向いています。
iOS 12を搭載したiPhone Xの場合
iPhone Xも倍率を表す「1x」、画面右上のカメラアイコンも正しい向きを向いているのがわかります。
iOS 12を搭載したiPhone 6 Plusの場合
iPhone 6 Plusも「HDR」「カメラのアイコン」も向きが正しいです。
どうすれば正しい向きで撮れる?
では、どうすれば正しい向きで写真を撮ることができるのでしょうか。撮影の流れを追ってみていきます。
- 写真を撮る前に「HDR」やカメラの「倍率」の向きが正しいかどうか確認します。どっち向きなのかチェック
- 向きが違っているときは「横向きのまま、iPhone・iPadを一回起こしてあげる」
たったこれだけで「カメラの倍率」や「HDR」の向きが変わって撮影する向きが直るはずです。
どうしてそんなことが起こるのか
なぜiPhone・iPadを起こしてあげると直るのでしょうか。
iPhoneやiPadの中には上下などを感知するセンサーが入っています。ところがそのセンサーは上で紹介した動きをするとどっちが上でどちらが下なのかわからなくなってしまうんです。
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そこで向きが変なときは、iPhoneやiPadを起こしてあげて強制的に上下を感知させると写真の向きが正しくなるわけです。
皆さんもお試しください。