iPhone/iPadの日本語入力(Apple純正、Simeji、ATOK、Gboard)を比較

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iPhoneやiPadの日本語入力、皆さんは何を使っていますか?

この記事ではiPhoneやiPadで使える日本語入力の中から、Apple純正の日本語入力以外にSimeji、ATOK、Gboard(Google製)のどれが入力システムとして優れているかいろいろ比較してみました。

目次

iPhone・iPadの日本語入力を比較する

それぞれの入力システムの「良いところ」「イマイチなところ」を比較します。

Apple純正の日本語入力

Apple純正の日本語入力は、「そつなく全体的に良い」です。iPhone・iPadにもともと入ってるので無料です。

Apple純正の日本語入力の良いところ

  • Apple純正だけあって入力時の重さ(反応の悪さ)を感じることはほぼない
  • 長文を入力して変換するときに、入力中の文章をタップしながら、文節ごとに切って変換できるのは非常に評価できる
  • 唯一、Bluetoothキーボードで使える日本語入力システム

Apple純正の日本語入力のイマイチなところ

  • 文字を消すとき「Delete」に相当する削除しかなく、一気に文字を消したいときに面倒。ATOKやSimejiは文頭まで一気に削除する機能がある

Apple純正の日本語入力で評価が分かれるところ

iPad版のみ「ライブ入力」という変換しないでも勝手に変換してくれる機能がある。この機能は好みが分かれる。ちなみに筆者はライブ入力なしでは生きていないほど飼い慣らされてしまいました。

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まとめ:Apple純正日本語入力

他の日本語入力アプリと比べて、これといった大きな特徴はありませんが、「文字を入力する」という意味では一番お勧めできます。

また唯一Bluetoothキーボードで使える日本語入力システムなので、キーボードを使って入力する機会が多い人はApple純正日本語入力システムを使うのがいいかもしれません。

ATOK

ATOKといえばWindowsやMacで昔からある日本製の日本語入力アプリです。有料で1,200円。

ATOKの良いところ

  • 長年、日本語入力に力を注いだメーカーだけあって変換精度は高い。
  • Deleteキーを左にスワイプすると、文頭まで文字を削除できる
  • 次候補を上にスワイプすると文節ごとの変換になるため長文入力をしやすい
  • キーボード内にある矢印でカーソルを左右に移動できる
  • 数字やアルファベットの全角と半角が変換候補として見分けやすい

ATOKのイマイチなところ

ATOKには大きな問題があります。
それは入力時の反応の悪さです。あまりにも重いため誤入力が多くなってしまうため、現在は使用していません。

またアップデートの頻度が非常に低く、年に1-2回、しかもバグ修正程度のアップデートしか行われず活発に開発されている感じがしない。

まとめ:ATOK

入力システムとしては一番優れています。

ただ反応が悪かったり、活発な開発がないことを考えると1200円払う価値は見出せないのが正直なところです。

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ダウンロード ▶ ATOK | App Store

Simeji

SimejiはApp Storeでもっとも人気がある日本語入力アプリです。基本的に無料。プレミアムサービスや広告非表示にするのは有料。

Simejiの良いところ

  • Deleteキーを左にスワイプすると、文頭まで文字を削除してくれる
  • カーソルを左右に動かすための擬似的なトラックパッドがある
  • 数字の全角・半角がわかりやすい
  • 着せ替えができる
  • 絵文字の変換候補が多彩

Simejiのイマイチなところ

  • 「文字入力」以外の機能が無駄に多い。
  • 時々広告が出てくる
  • 文節ごとの変換はやりにくい

まとめ:Simeji

Simejiは変換精度は特に良くもなく悪くなく普通です。入力の反応も遅くありません。

もしキーボードを着せ替えたり、絵文字を多用する人なら使ってみても良いかもしれません。ただそういうものが要らない人に取っては無駄が多いアプリともいえます。

それと文節ごとの変換はApple純正の日本語入力やATOKのほうがやりやすく、長い文章を一気に打って変換することは向いていません。

また広告が出るのは非常に邪魔です。有料アカウントにすれば広告は非表示にすることができますが、月間400えん、年間2400円払う価値があるか?というと正直微妙かな?と個人的には思っています。

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ダウンロード ▶ Simeji | App Store

Gboard

GboardはGoogle製の日本語入力です。無料です。Macやパソコン版のGoogle日本語入力のiOS版というイメージでしょうか。

Gboardの良いところ

  • キーボード内でGoogle検索ができる
  • 34言語に対応している

Gboardのイマイチなところ

  • 文節ごとの変換はやりにくい

まとめ:Gboard

Gboardの中にある日本語入力は、他の日本語入力と比べてこれといった優れているところがなく、決め手に欠けるアプリです。

ダウンロード ▶ Gboard | App Store

全体のまとめ

僕は今回紹介した日本語入力をすべて使用して感じたことをまとめます。

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Bluetoothキーボードを使うなら

Bluetoothキーボードを使うなら、Apple純正の日本語入力一択です。

もちろん使い分けはできますが、こういった日本語入力アプリは使えば使うほど使いやすくなるので、敢えて2つの入力システムを使うメリットはあまりありません。

また多くの入力システムを入れてるとその分だけ地球儀アイコンでキーボードを切り替える時、手間が増えます。

顔文字やスタンプ、着せ替えを求めるなら

「入力の精度とかより、可愛さ」を求めるならSimeji一択です。

普通に文字を入力するなら

顔文字とかスタンプとか、着せ替えなんて要らない!という人は、全体的にバランスが取れているApple純正の日本語入力が一番です。

遅くても良いから精度を求めるなら

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変換精度だけでいうとATOKが高く、それ以外は横並びです。

その変換精度が高いATOKは反応の悪ささえ解決されれば最高に使いやすいはずなんですけど、いかんせん「反応が悪い」のがどうにもなりません。

ちなみにATOK for iOSはリリース当時から使っていますが、その頃からずっと「遅さ」は改善されないので今後も改善の期待は難しいかもしれません。

とはいえ、入力のしやすさや細かい作り込みはATOKが一番です。

それ以外にないの?

iPhone・iPadで使える日本語入力はそれ以外にもいくつかあります。

  • 片手キーボードPRO
  • flick
  • HAYATE(早手)
  • FlickSKK

もしこれらのアプリ、もしくはそれ以外のアプリで「これいいよ!」というものがあったらTwitter @how_to_ringo、もしくはメール hello◎iphone-manual.net(◎を@に)まで教えていただけると幸いです。

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この記事を書いた人

Apple製品をはじめとしたガジェットの使い方やレビューを書いています。レビュー依頼は問い合わせから。
Apple製品ほかガジェットが好き。40代2児の父。2014年からブログ運営を仕事にしてます。

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