iPhoneやiPadで動画を撮影していて、「このシーン、写真でも撮っておきたい」と思うことありませんか?
だからといってその瞬間にもう1つカメラを取り出していたら、絶好のタイミングを逃してしまいます。それに今のご時世、スマホでしか写真を撮らない人も多く、カメラを持っていない人が増えています。
実はiPhoneやiPadは動画の撮影中に写真を撮ることができるんです。
今回はそんな動画撮影中に写真を撮る方法を紹介します。
動画のスクリーンショットは写真よりも画質が悪い
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時々、撮影した動画のスクリーンショットを撮って写真代わりにする人がいます。
それ自体、すごく良いアイディアだと思うのですが、残念なことが1つあります。それは動画のスクリーンショットは写真よりも画質が悪いんです。
ちなみにこのあと紹介する方法で撮った写真とスクリーンショットで撮った写真で画像の大きさは以下のように違います。
- スクリーンショットの画像 … 1125px 2000px
- 動画中に撮影した写真 … 1980px 3520px
数字だとわかりにくいかもしれないので、どのくらい大きさに違いがあるかわかるよう画像を用意しました。
もちろん「小さくてもそれで十分」であれば、それで良いです。ただせっかく簡単な方法で動画撮影中に写真を撮る方法があるので、ぜひ動画撮影中に写真を撮る方法を試してみてください。
iPhone・iPadで動画の撮影中に写真を撮る方法
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それではiPhone・iPadで動画を撮影中に写真を撮る方法を紹介します。
「紹介します」といっても非常にシンプルで特に設定することもありません。
- を開き、 にする
- 撮影を開始する。
白いボタンは縦向きで撮影していると左に。横向きで撮影していると赤い撮影ボタンの下に表示されます。
の近くに が現れるのでタップ
これで写真撮影が完了です。この白い丸はシャッターなんですね。
動画撮影中に写真を撮るときの注意点
動画撮影中に写真を撮るときの注意点があります。
その注意点を紹介する前に、まったく同じ位置から「動画撮影中に撮った写真」と「普通に撮った写真」のご覧ください。
どうでしょう?違いわかりますか?写真を見ただけでわかる違いを書き出してみると
- 撮影範囲が違う。
普通に撮影する方が広い範囲で撮影できます。(広角で撮影できる) - 縦横比が違う。
普通に撮影した方が横に長く(3024x4032px)、動画撮影中に撮った写真は縦長(1980x3520px)になります。
こういった事があげられます。特に気を付けたいのは「撮影できる範囲が違う」ことです。
動画を撮る方ならすでにお気づきだと思いますが、カメラモードからビデオ撮影モードにすると、撮影出来る範囲が変わりますね。これが動画撮影中の写真でも同じ事が起こります。
大きな問題ではないと思いますが、知っておいて損はありません。
また上の2つの写真を見比べただけではわからない違いもあります。それは画像形式です。普通に写真を撮るとHEIC形式、動画中の写真撮影はJPG形式になります。