この記事ではMacでiPhoneやiPadのバックアップを取ろうとしたら、iTunesが亡くなった!と慌てている方のための記事です。
2019年9月にリリースされたmacOS 10.15 CatalinaからiTunesが廃止され、iPhoneやiPadのバックアップを取ったり、復元する方法が変更になりました。
これは最新のmacOS、macOS 11 Big Surでも同じです。
では、iTunesがないmacOS Big SurやmacOS CatalinaはどのようにしてiPhoneやiPadをバックアップしたり復元したりするのでしょうか。
iPhone・iPadのバックアップや復元はFinderで行う
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macOS Big SurやmacOS CatalinaはiPhoneやiPadのバックアップや復元をFinder経由で行うようになりました。
そうです。Finderといえばファイルを管理する機能です。
iPhoneやiPadのバックアップを取る方法は以下の通りです。
- LightningケーブルやUSB-CケーブルでiPhoneやiPadをMacに繋ぐ
- Finderでウィンドウを開く。Command+NでもOK
- ウィンドウ左のサイドバーの場所にiPhoneやiPadが表示されるのでクリック
- iTunesのときとほぼ同じ画面が表示される
つまりiTunesという名前のアプリはなくなり、iPhoneやiPadのバックアップや復元、その他の設定を行う機能はFinderに統合されたということです。
もしウィンドウの左側にサイドバーが表示されていない場合は、以下の操作を行うとサイドバーが表示されます。
- Finderの画面にする
- 画面上のメニューから をクリック
- をクリック
FinderにiPhoneやiPadが出てこない?
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iPhoneやiPadをMacに繋いでも、Finderのサイドバーに表示されないことがあります。
そんな時は下記の操作を試してみてください。
- Finderを表示
- 画面左上のメニューからFinderをクリック
- 環境設定をクリック
- CD、DVD、およびiOSデバイスをクリック
ここでは簡易的な説明だけしましたが、詳しい操作方法は別途記事にしています。スクリーンショット付きの操作方法を知りたい場合はそちらもどうぞ。
余談:iCloudバックアップと復元が便利
ここからは余談ですが、以前僕はiPhoneやiPadのバックアップは全てMacに取っていました。
でも、先日iCloudでバックアップを取って復元してみたところ、思いのほか便利でした。むしろこれまでMacにバックアップを取って復元していたのはなんだったんだろう?とさえ思えました。
iCloudバックアップの優れている点は、iCloudバックアップは日々バックアップを取ってくれているので、データを失う可能性が少ないのと、そのバックアップを自動で行ってくれることです。
パソコンにバックアップを取るのは手動です。1ヶ月どころか何ヶ月もバックアップを取ってないなんてことはiCloudバックアップなら起こりません。
別の記事でパソコンへのバックアップとiCloudへのバックアップの違いや知っておきたい点をまとめていますので、興味がある方はそちらもご覧ください。