【考察 】iPad Pro用のMagic Keyboardは買い?懸念すること・思うこと

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iPad Pro用のMagic Keyboardが5月に発売になります。
フルサイズのバックライトキーボード・トラックパック付き、さらにUSB-Cポートがひとつつくという全部盛りのようなキーボードです。

でも、このキーボード買いなのでしょうか。というのも値段が税込みで34,980円(11インチ用)もするからです。

そこでこの記事ではiPad Pro用のMagic Keyboardが買いなのか検証してみました。

目次

iPad Pro用のMagic Keyboardのスペックを確認

iPad Pro用Magic Keyboard

まず初めにiPad Pro用のMagic Keyboardのスペック(仕様)を確認しておきましょう。

  • シザー構造のフルサイズキーボード。バックライト付き
  • トラックパッドが付いている
  • 斬新なデザインで、iPadを見やすい角度に変えられる
  • ヒンジの部分にUSB-C端子がひとつ付く
  • 折り畳むとケースとして使え、iPadの前面と背面を守る
  • 値段:11インチ用 34,980円(税込み)、12.9インチ用 41,580円(税込み)

ちなみにこのMagic Keyboardは2018年に発売されたiPad Proでも使うことが出来ます。

iPad Pro用Magic Keyboardで懸念していること・思うこと

iPad Pro用のMagic Keyboard、値段が高いのはもちろんなのですが懸念していることがあります。

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それは「重さ」と「汎用性」です。まずはその辺から書いていきます。

Magic Keyboardの重さは500グラム前後?

Magic Keyboard for iPad Proの重さは4月6日現在発表されていません。
そもそもなのですがAppleの公式ページにはiPad用の純正カバー「Smart Folio」もキーボード付きカバーの「Smart Keyboard Folio」も重さの掲載がありません。

いろいろ考えたのですが、どう考えてもMagic Keyboardが重くなるのは間違いありません。

Apple純正のキーボード付きカバー「Smart Keyboard Folio 11インチ」は重さが約300グラム。ちなみに12.9インチは約410グラムです。

Magic Keyboardはそこにトラックパッドが付き、キーボードもバックライトが付き、さらにMagic KeyboardはiPadを立てた時の角度を変えるためのヒンジやUSB-Cコネクタも付きます。

それを考えると重さは500グラムくらいにはなるのではないでしょうか。
iPad Pro 11インチの重さがだいたい470グラムです。AppleはiPad ProとMagic Keyboardを足して1キロを切るのを目指してくるのでは?と勝手に踏んでいます。

追記:重さはやはり500グラム前後の可能性大

この記事を書いた後、いろいろ情報を漁っていたところやはりiPad Pro用のMagic Keyboardは500グラム前後ではないか?という考えは有力っぽいことがわかりました。

「1キロ」という重さの意味

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1キロを切るという重さは、iPadの手軽に持ち運べるメリットを殺している気がします。

僕は2018年のiPad Pro11インチでカバーだけのSmart FolioとキーボードがついたSmart Keyboard Folioをその時の状況に合わせて使い分けています。

それぞれの重さをiPad Pro 11インチ込みで書き出すと以下のようになります。カッコ内はSmart FolioやSmart Keyboard Folio単体の重さです。

  • iPad Pro 11インチ単品 … 482グラム
  • Smart Folio + iPad Pro … 662グラム(174グラム)
  • Smart Keyboard Folio+ iPad Pro … 781グラム(299グラム)

正直Smart Keyboard Folioを付けるとかなり重たく感じます。Smart Folioを付けたり裸で使っている時の軽さに驚きます。

それが1キロになるなら、同じキーボードとトラックパッドが付いたMacbook Airを持ち歩いてもいいのでは?とすら思えてしまいます。ちなみにMacbook Air 2020年版の重さは1.3キロです。

Macに拘らないのであればもっと軽いWindowsのノートパソコンもあります。

Magic Keyboardは汎用性がない

もうひとつ懸念していることは「汎用性」です。

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Magic Keyboardはけっこう高いです。11インチのモデルでも税込みで35000円ほどします。

そのくせiPad Pro専用なので何年か経ってiPad Proがモデルチェンジして、デザインが変わると使えなくなってしまいます。

それなら汎用性があるBluetoothのキーボードとApple純正のトラックパッド「Magic Trackpad」を買った方がiPad Proの形が変わってもそのまま使えるので、買い替え時のハードルが低くなるのでは?と思うわけです。

とはいえ同じキーボード、同じトラックパッドを4年も5年も使えるか?というとその前に壊れてしまう可能性も十分にあります。

トラックパッド小さくない?

僕がMacbook Proを使っているせいかもしれませんが、Magic Keyboardのトラックパッドはすごく小さいように思えました。

モバイル環境で使うならそれでもいいのかもしれませんが、狭すぎるかもしれません。

キーボードをiPadの背面に持ってこれる?

Smart Keyboard Folioは賛否両論ありますが、キーボードをiPadの背面に持ってくることができます。

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ではMagic Keyboardもできるのでしょうか。気になったのはヒンジがあることです。

このヒンジがぐるっと回ってキーボードとトラックパッドをiPad Proの背面に持ってくるのかが疑問です。持ってこれるんでしょうけどね。でも、今の段階でAppleは発表していないのでわかりません。

また機械系をよく使っている方はご存知だと思うのですが、「ヒンジ部分は壊れやすい」です。しかもこのキーボードの場合、iPadの背面までキーボードを持ってこれるとしたら回転域は360度。なんだか壊れやすそうな気もしませんか?

一体型というメリットは大きい

では、Magic Keyboardを買わずにiPad Pro+Smart Keyboard Folio+Magic Trackpad、またはiPad Pro+Smart Folio+Bluetoothキーボード+Magic Trackpadの方がいいか?というと微妙だったりします。

というのもiPad Pro用のMagic KeyboardはiPad Proと一体型になります。

この一体型には2つのメリットがあります

  1. 外出時や家の中で膝の上にiPadを置いて作業ができる
  2. 荷物がバラバラしない

この2つのメリットはかなり魅力的です。

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特に僕は車で移動して、出先の車内の中で仕事をすることがあるのですが、その時iPadとBluetoothキーボードではかなり作業をやりにくかったです。

そんな時Smart Keyboard Folioを買って「これは便利だ!」と感激しました。なのでトラックパッドもさらに使えるMagic Keyboardが魅力的に見えてしまいます。

まとめ:iPad Pro用のMagic Keyboardは買い?

あれこれと書いてきましたが、一度まとめます。

Magic Keyboardのいいところは

  • 一体型で持ち運びしやすく、外出時に使いやすい
  • 見た目がかっこいい

そしてMagic Keyboardのイマイチなところは

  • 重そう→外出時に持っていくのが億劫になりそう
  • トラックパッドが小さいかもしれない
  • 汎用性が低い(買い替え時にMagic Keyboardが使えなくなるかも)

といったところでしょうか。それを踏まえて税込み35,000円を払えるか、それだけの価値を見出せるか?ということになりそうです。

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発売は5月。4月7日の段階では具体的な発売日も明らかになっていません。

お金に余裕があって35000円ポンと払える人は事前に予約すればいいと思うんですけど、僕みたいな庶民はまずは実機を見て、文字を入力してみたり、トラックパッドで操作してみたり、持ち上げて重さを確かめたりして判断するのが良さそうです。

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この記事を書いた人

Apple製品をはじめとしたガジェットの使い方やレビューを書いています。レビュー依頼は問い合わせから。
Apple製品ほかガジェットが好き。40代2児の父。2014年からブログ運営を仕事にしてます。

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