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この記事ではMacのアプリを200種類以上自由に使えるアプリのサブスクサービス「Setapp」を解約した理由を紹介します。
その理由はズバリ「金額」です。もうこれだけで話は終わってしまいそうなのですが、もう少し掘り下げて紹介していこうと思います。
Setappって何?どんなアプリが使える?
Setappはいわゆる動画ストリーミングサービスでいうNetflixやAmazonプライムのような存在です。
登録されている240以上のアプリを月額9.99ドル、約1200円で使い放題で使えます。
しかも登録されているアプリは有名どころがかなり多く、それらのアプリを使うだけでも価値がある!と多くのメディアで紹介されています。
例えばこんなアプリを使うことができます。
- 重複ファイルを探すアプリ「Gemini」
- Macメンテナンス「CleanMyMac X」
- メニューバーにCPU・メモリなどの状況を表示「iStat Menus」
- コピペ管理「Paste」
- マインドマップ作成「MindNode」
- マインドマップ作成「iThoughtsX」
- スニペット管理「Rocket Typist」
- トラックパッドがもっと便利に「BetterTouchTool」
- ファイル移動が便利に「Yoink」
- メニューバーのアイコン管理「Bartender」
- テキストエディタ「Ulysses」
- ブログ投稿「MarsEdit」
このリストを見て「使ってみたいアプリがある!」とテンションが上がった方も多いのではないでしょうか。僕もその一人でした。
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Setappを「解約しよう」と思った理由
Setappをインストールし、しばらくのあいだ色々アプリを入れて使っていました。そしてこのブログ「りんごの使い方」でもSetappを紹介しよう!と記事を書き始めました。
記事を書き進めて金額について書くために色々調べていくと「あれ?Setappもしかして高いかもしれない」と思い始めました。
例えば僕がSetappで使いたいと思っていたアプリと、そのアプリをSetappを使わずに個別で購入した時の金額です。
Bartender | 2321円 買いきり |
Rocket Typist | 1220円 買いきり |
Paste | 1650円/年 |
CleanMyMac X | 4595円/年 |
TripMode | 1799円 買いきり |
BetterTouchTool | 9ドル(2年間)約1,000円 |
合計 | 12,585円 |
上記の金額は1年目のものす。
実際は「せっかくSetappにあるし使っていようか」と思ったアプリもあるのですが、それらはなくても困らないので計算には入れていません。
つまり僕はサブスクを使わなくても12,600円くらいしかアプリ代として必要なかったんです。
しかもアプリの中には買い切りもあります。もし「2年Setappを使った金額」と「2年間個別でお金を払った金額」で考えると以下のようになります。
- Setapp … 240ドル(28,800円)
- 個別購入 … 18,830円
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2年目は買いきりアプリが大幅改定でも行われない限り出費がないので、その価格差は広がります。
複数台のMacに入れると高くなる
しかも、Macを複数持っている場合、月間使用料はさらに上がります。月額9.99ドルのプランは「Mac1台」でしか使うことができません。使えるMacの台数を増やしたい場合は月額14.99ドルで最大4台までのMacを使うことができます。
14.99ドルは1ドル120円で1900円ちょっと。年間で23,000円くらいかかるということです。
ところが個別で購入するアプリは同じApple IDを使ったMacであれば複数のMacに入れることができます。つまりさらに値段差は広がるということです。
高いアプリを使う人はSetappでも良い
ちなみに今回僕が使っているアプリは比較的安価なものが多いです。
例えばテキストエディタのUlyssesは月に5.99ドル。年間で49.99ドルします。つまりSetappの月額9.99ドルの半分以上を占めることになります。
Ulysses+アプリ2個か3個使っていれば十分元を取れると思います。
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ただ気をつけたいのはUlyssesのデータをMacだけでなくiPadやiPhoneで使いたいときはSetappのサブスクの値段を上げないといけないので、その辺は考慮が必要です。
まだ少し割高感があるSetapp
個人的には動画やKindleなどのサブスクサービスと比べると、まだまだSetappは割高感があるように思えました。
価格が下がるのか、もう少し自分にとって魅力的なアプリが登場するのを待ちたいと思います。
Setappに興味がある方は毎月Setappに払っていくお金と、個別でアプリを購入した場合の金額を比較してみてください。
それを踏まえて「これは安い!」ということであれば、サービス自体は非常にいいのでオススメです。
割高感がある場合は個別に契約していきましょう。