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ケーブルが要らないモバイルバッテリーがある。そう聞いたら使ってみたくないですか?
知ってる人もいると思いますが、iPhone 12からiPhoneにはMagSafeという機能が搭載されました。MagSafeはiPhone背面に内蔵された強力な磁石で充電器をピタッと付け、効率よくワイヤレスレス充電を行うものです。
そのMagSafeに対応したモバイルバッテリーを使うとケーブルを使わずに充電できてしまいます。
実は僕はこれまでずっと従来のケーブルとセットで使うモバイルバッテリーを使ってきました。
ところが先日ESRからMagSafeで充電できるモバイルバッテリー「ESR HaloLock モバイルバッテリー」を提供いただいたので使ってみたところ、驚くほど快適でした。
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ESR HaloLockモバイルバッテリーの特徴
まずはじめに今回紹介するMagSafeに対応したモバイルバッテリー「ESR HaloLockモバイルバッテリー」がどんな製品なのか紹介します。
- MagSafe充電:7.5W
- 有線充電:最大12W
- パススルー充電に対応
- スタンドとしても使える
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そしてバッテリーの容量や色、サイズと重さは以下の通りです。
- バッテリー容量:2種類(5,000mAhと10,000mAh)
- カラー:2色(ホワイトとブラック)
- サイズ:99 x 64 x 17mm
- 重さ:155g
それではそれぞれの特徴をもう少し掘り下げてみていきましょう。
MagSafeで充電ができる
冒頭でも触れましたがiPhone 12からiPhoneはワイヤレス充電が可能になりました。従来からあるQi(チー)方式の充電はもちろんApple独自の規格「MagSafe」でワイヤレス充電をすることができます。
MagSafeはiPhone本体の裏面に内蔵された磁石と、MagSafe対応の磁石が内蔵された充電器がピタッと付くことで、より効率よく充電をすることができます。
この「ピタッと付く」を使ってモバイルバッテリーをiPhone本体に付けて充電することができます。
モバイルバッテリーの充電をMagSafeで行う大きなメリットはケーブルが不要であると言うことです。ケーブルを忘れて充電ができないといったミスを防ぐことができます。
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MagSafe充電は最大7.5W
まずMagSafeを使って充電を行った場合、充電速度は7.5Wです。
正直なところMagSafeを使った充電速度が15Wなのでその半分なので充電速度としては早くありません。
急ぎの充電やバッテリーの消耗が激しいこと、例えばゲームをしているとなかなかバッテリー残量が増えないかもしれませんが、充電したままカバンの中に入れておいたり、バッテリー負荷の少ない作業を行っているなら、MagSafeを使った充電で十分です。
有線の充電速度は最大15W
ESR HaloLockモバイルバッテリーには充電と給電に使えるUSB-Cの端子が1つ付いています。
そのためワイヤレスだけでなく、有線のモバイルバッテリーとしてiPhoneやiPadを充電することができます。
ちなみに充電速度は15W。MagSafeのワイヤレス充電を使うよりも2倍速く充電することができます。
パススルー充電に対応
「パススルー充電」というのはモバイルバッテリーを充電しながら、そのままiPhoneを充電することができる機能です。
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パススルー(Pass through)は「通り抜ける」「貫通する」という意味を持つ英語で、それがそのままカタカナ表記で使われているようです。
自宅や職場で「iPhoneもモバイルバッテリーも充電しないと」というときはモバイルバッテリーを充電しながら、iPhoneも充電できるので非常に便利です。
スマホスタンドとしても使える
ESR HaloLock モバイルバッテリーはスマホスタンドとしても使うことができます。縦向きでも横向きでも使うことができるので、充電中に動画を見たりすることができます。
バッテリー容量は5000mAhと10000mAhの2種類
ESR HaloLock モバイルバッテリーは5000mAhと10000mAhの2種類が販売されています。
価格はAmazon.co.jpで購入した場合、5000mAhが5899円。バッテリー容量が大きい10000mAhは7999円です。
バッテリーの容量を考えると、10000mAhのほうがコスパは高いのですが、バッテリー容量が増えるとモバイルバッテリーは大きく、そして重くなります。
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携帯性をキープするために少しだけ小さい5000mAhのものをを使うか、それとも何台か充電したり、旅行のときなど充電しにくい環境で使うことを考えて10,000mAhを選んでも良いのかもしれません。
実際に使ってみた感想「ESR HaloLock モバイルバッテリー」
ここからは実際に使ってみてどうだったか?をまとめていきます。
ケーブルなし充電は思った以上にスッキリ快適
有線のモバイルバッテリーで使うケーブルは荷物として重くはないんですけど、何かと気を遣うことが多いです。
ケーブルをキレイにまとめてカバンに入れないと妙にかさばったり、カバンの他のものが絡んでしまったり。だからといって使ったあと毎回ケーブルをキレイにまとめるのも面倒。
移動中に充電するときはカバンからケーブルが出てくるので、そのケーブルが何かに引っかからないように気をつけたり、ケーブルを抜くときも断線に気をつけたり。
他にも「ケーブル持って行くのを忘れた」といったことが多発します。
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ところがMagSafeで充電するなら、iPhoneに直接付けることができるので、ケーブルを心配する必要がありません。そもそもケーブルを持ち歩かなくて良いのは非常に便利です
磁力が強くてなかなか取れない
ESR HaloLock モバイルバッテリーの磁力はとても強いです。公式ぺーじによると1kgの吸着力があるとか。ブンブン振り回しても全く取れる気配はありませんでした。(振り回すことを推奨するわけではありません。iPhoneが吹っ飛んでも自己責任です)
かなり吸着力があるのでカバンのなかで充電して「気が付いたら外れた」といったことはなかなか起こりにくいです。
子供に買い与えるならMagSafe対応がオススメ
子供がいる方なら同意してもらえると思うのですが、子供はケーブルの扱いが雑なことが多いです。
ケーブルを抜く時、「そんなところ引っ張ったら断線する」というところを掴んで、「抜く」というより「引っこ抜く」ようにグッと引っ張ります。もちろんそんな抜き方をしたら断線しやすいです。
また「ケーブルをなくした」「ケーブルを忘れた」ということも多く、そのたびにケーブルを買い直さなければいけません。
ところがMagSafe対応のモバイルバッテリーはiPhoneにカチンと付けるだけ。余計な心配を減らすことができます。
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ちょっとした注意点:MagSafe対応充電器全般に言えること
今回紹介した「ESR HaloLockモバイルバッテリー」に限った話ではないのですが、MagSafeに対応したモバイルバッテリーを使う上で知っておきたいことが幾つかあります。
注意点を理解した上でMagSafeに対応したモバイルバッテリーを購入するのか、それとも従来型のモバイルバッテリーを購入するのか検討してもいいのかもしれません。
iPhoneとモバイルバッテリーを同時に持つ必要がある
MagSafeでiPhoneにモバイルバッテリーを直接付けることにメリットがある反面、2つを同時に手で持つ必要があることを知っておいた方が良いです。
と、いうのも有線でモバイルバッテリーを使って充電した場合、iPhoneを手で持ってモバイルバッテリーはカバンのなかに入れておくことができます。そうすると手で持つ重さはiPhoneの重さ+ケーブルの重さだけです。
ところがMagSafeで充電すると、モバイルバッテリーがiPhoneに付いた状態になります。つまりモバイルバッテリーとiPhoneを同時に持たなければいけません。
例えば今回のケースで言うとモバイルバッテリーが155g。iPhone 13 Proとケースをすべて持つとピッタリ400gでした。充電中はずっと400gのiPhoneを握っている必要があるということです。しかもモバイルバッテリーのぶんだけiPhoneに厚みが増します。
そのため人によって「重たくなるから嫌」「ポケットに入らなくなるから嫌」と思うかもしれません。
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AirPods Proの充電はできない
ESR HaloLockモバイルバッテリーはあくまでもMagSafeを使った充電に対応しているだけなので、MagSafe充電に対応したAirPods Proを充電することはできませんでした。
もし外出先でAirPods Proを充電したい場合はUSB-C-Lightningの充電ケースを持って行くのも忘れないようにしましょう。
まとめ:買い換え時の候補に入れて損なし
今回、「ESR HaloLockモバイルバッテリー」を試して、ケーブルを使って充電することの煩わしさを改めて認識しました
今回紹介したESR HaloLock モバイルバッテリーは吸着力も非常に強く、これまで「意図せず取れる」ということは一度もありません。
サイズも5000mAhなら言うほど大きくなく重くもないのでカバンのなかに1つ入れておけば心強いです。
とはいえ、今モバイルバッテリーを持っていて何不自由なく使っている人が今すぐ買い換える必要はありません。
でも、もしMagSafe対応のiPhoneを持っていて、新しいモバイルバッテリーに買い換えたいときには買い換えの候補として入れておいて損はありません。
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