【レビュー】KOVOL USB急速充電器 65W。コンパクト&パワフルでお勧め

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スマホやタブレット、パソコンの充電。何を使っていますか?

もともとiPhoneに付属していた充電器は充電速度が非常に遅く評判が悪かったです。そして2020年10月からAppleはiPhoneに充電器を同梱しなくなりました。

これによってiPhoneユーザーは自分で充電器を買う必要が出たのですが、いったい何を買ったら良いのかわからない人も多くいます。

そこでこの記事では充電器の選び方と、おすすめの充電器を紹介します。

今回紹介するUSB充電器は「KOVOL」 のUSB急速充電器です。Amazon.co.jpで500以上のレビューがありながら、評価が★4.5という非常に高い評価を得ているものです。

コンパクトかつiPhoneやiPad、さらにMacBook Proなどのノートパソコンの充電をするのに十分な充電速度をもった充電器です。

目次

基礎知識:充電の速度を決めるのは電圧 Vと電流 Aと電力 W

KOVOLのUSB急速充電器を紹介する前に、少しだけ充電速度を決める要素「電圧 V」と「電流 A」、そして「電力 W」について触れておきます。

「そんなの知ってるよ」という方はここは読み飛ばしてください。

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充電速度を決めるのは「電力 W」です。Wはワットと読みます。
そして「電力 W」を求める式が「電圧 V」X「電流 A」です。式にすると以下の通りです。

  • 電圧(V)X 電流(A)=電力(W)

ちなみにiPhoneに同梱されていた充電器は「5W」です。電圧(V)と電流(A)は「1V X 5A」です。

iPad Proなどに同梱されている充電器は「20W」です。電圧(V)と電流(A)は「9V X 2.22A」です。つまりiPhoneに同梱されている充電器より、iPad Proに同梱された充電器の方が電力(W)は4倍ということです。

もちろん「電力4倍」だからといって充電速度が4倍になるとは限りません。ただ「電力 Wが高い=充電速度が速い」ので充電器を購入するときは「電流のWが高いもの」を購入することをお勧めします。

KOVOL USB急速充電器は小型で高級感のある質感

KOVOL USB急速充電器は最近では定番になりつつある窒化ガリウム(GaN)を使った充電器です。

窒化ガリウムを使った充電器はパワフル(充電速度が速い)でありながら、小型化できるため各社がこぞって新製品を出しています。

今回KOVOLさんから提供いただいたKOVOLのUSB急速充電器は上の写真のようにUSB-Cポートが2つ、USB-Aポートが2つあります。

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サイズは4つもポートがあるとは思えない小ささです。サイズは実寸で高さと幅が4cm、長さが7.5cmありました。

実際にテーブルに置いた状態だとこんな感じです。

今回紹介しているKOVOLのUSB急速充電器は65Wのタイプです。これよりも一回り大きい120Wのタイプもあります。興味がある方はAmazon.co.jpで確認してみてください。

KOVOLのUSB急速充電器の大きさをわかりやすくするためにiPhone 11と並べて写真を撮ってみました。薄さはiPhoneにはかないませんが、その小ささがわかると思います。この小ささなら旅行のときに持って行くと重宝しそうです。

本体はマットな質感で非常に高級感があります。重さは約300グラム。iPhone 13 miniが140グラムなのでほぼ倍。小さい本体の割にズッシリとした重さがあります。

とはいえ、USB充電器を日々持ち歩くことはないと思うので、重さが気になることはありません。

この小ささで驚きの充電速度。しかもUSB-CとUSB-Aに対応

僕はこれまで数年前に購入したA社のUSB-Cポートが1つ、USB-Aポートが4つ付いた充電器を使っていました。

その充電器はUSB-C1本だけ刺して充電すると30Wで充電されました。ところがKOVOLのUSB急速充電器は同じ条件で最速65Wで充電されます。ほぼ倍です。

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前述したとおり、KOVOLのUSB急速充電器はUSB-CとUSB-Aのポートを2つずつ、合計で4つのポートを搭載しています。

充電速度は使用するポートの種類と使用するポートの数で変わってきます。それぞれの充電速度(電力 W)がどのくらいなのか?というと図にまとめてみました。ちなみに青がUSB-Cポート。そして緑がUSB-Aポートです。

USB-Aのポートは使われているポートの数にあまり左右されず、常に18Wから15Wの電力を供給できます。

USB-Cポートは1つだけ使われている場合65W。65WあればMacBook Proなどの充電にも十分な速度です。そして45W、30W、20Wと使われているポート数などによって電力が変わってきます。

個人的にはある程度充電速度を確保するために以下のルールで使っています。

  • 使うUSB-Cポートは1つだけ→USB-Cの電力Wは65Wか45W
  • USB-Aは2つ使ってもOK→USB-Aの電力Wは18Wか15W
  • 使うポートは最大3つまで

使うポートを最大3つにしている理由は、4つポートを使うとそれぞれの速度が遅くなってしまって製品の良さを殺してしまうからです。もちろん寝る前なら朝までに充電してくれれば良いので使うかもしれませんが、使い始めて数週間経ちますが、4つ使うシチュエーションには遭遇していません。

コンパクト&パワフル=最適解の1つといっても過言ではない

正直なところKOVOLというメーカーは有名ではありません。
なので「大丈夫なの?そのメーカー」と思われてもしかたありません。僕が実際、数週間毎日使ってみた感想は「悪くない。それどころかすごく良い」でした。

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小さな本体にも関わらず充電速度は十分速く、本体のマットな質感も好印象です。

使っている端末が2-3個、多くて4つ、例えばiPhoneなどのスマホ、Apple Watchなどのスマートウォッチ、そしてパソコンかタブレット程度であれば、この充電器1つあれば十分です。

小型のUSB充電器をお探しの方はぜひ購入を検討してみてくださいね。

前述したとおり、KOVOLの充電器にはさらに充電速度(電力W)が早い120Wタイプもあります。サイズが若干大きくなり、価格も2000円ちょっとアップしますが「充電速度を優先」する方にはおすすめです。

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この記事を書いた人

Apple製品をはじめとしたガジェットの使い方やレビューを書いています。レビュー依頼は問い合わせから。
Apple製品ほかガジェットが好き。40代2児の父。2014年からブログ運営を仕事にしてます。

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