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この記事ではiOSやiPadOS・macOSのパブリックベータを入れる前に気をつけたいこと・注意点を紹介します。
「パブリックベータ面白そう!」と飛びつく前にぜひ知っておいて欲しいことばかりなので、パブリックベータをインストールする前にぜひ一度読んでもらえたら嬉しいです。
パブリックベータはバグがあって当然
最新のiOSを一般リリースよりも先に体験することができるApple Beta Software Program。
このApple Beta Software Programを使えば、「パブリックベータ」と呼ばれる一般公開される前の最新のiOSやiPadOS、さらにmacOSを自分のiPhoneやiPad、Macに入れて試すことができます。
それだけを聞くと、他の人よりも先に最新のOSを試せて楽しいイメージばかりが浮かぶかもしれませんが、デメリットも結構あるんです。
まずはどうしてパブリックベータなんていうものがあるのか。そこから話をさせてください。
パブリックベータというのは、ある程度開発が進んだ開発途中のOSを一般に限定公開したものです。より多くの人に使ってもらうことでバグ(不具合)を見つけてもらい、一般リリース前にそれらのバグを修正することを目的としています。
またパブリックベータと同時に開発用のベータも公開されていますので、アプリを開発している人たちは自分たちのアプリが最新のiOS・iPadOS・macOSで動くのか試したり、対応させたりすることも可能です。
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つまり「一般公開されているものより多くのバグがある」ということです。時には「致命的なバグ」もあります。
また使っているアプリが新しいOSに対応していない可能性もあるということを理解しておく必要があります。
パブリックベータのメリット
パブリックベータを一般の人が使うメリットは「一般公開されていない最新のものを使える」という「優越感」かもしれません。
また「早く使ってみたい」という気持ちも満たせるので、僕もメジャーアップデートのタイミングでパブリックベータを入れることがあります。
パブリックベータは機密情報
ときどきApple製品を紹介するYouTuberやブロガーがパブリックベータを使って製品紹介の動画や記事を公開しているのを見かけます。
これは本来Appleから特別な許可を得ていない限り「規約違反」です。
パブリックベータには機密情報扱いとなっているため、利用前の規約に「秘密情報の不使用および不開示」という項目があり、一般に開示してはいけない、つまり記事などで書いてはいけないと明記されています。
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AppleのFAQにも同様のことが明記されています。
登録者数10万人を超えるような比較的「その業界」で有名なYoutuberでも「徹底解説」と題してパブリックベータを使って最新のiOSやiPadOSを紹介していることがありますが、マネしないようにしましょう。
パブリックベータを使うデメリットって何?
上でも触れましたがパブリックベータには、通常の製品よりもバグが多いです。
普段使っているアプリの一部の機能、またはアプリ自体が使えなくなってしまう可能性も十分にあります。またiPhoneやiPad動作が遅くなることもあります。
そのため仕事で使っていたり、日常生活で使えなくなると困るアプリがある場合は、パブリックベータを入れないほうが良いです。
日常的に使うアプリには、熱中しているゲームも含まれます。僕は以前パブリックベータを入れたら、当時夢中だったゲームができなくなり凹んだことがあります。
パブリックベータを入れるときは、普段使わないサブ機にしましょう。
それとパブリックベータは正規版に戻すこともできます。ただし少し手間がかかります。そういった手間と戻すための多少の知識を必要とされるので、その点も頭の片隅に入れておいた方が良いです。