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Macbook Proで外付けのハードディスクを繋げると、なぜかWi-Fiが切れるという怪現象に悩まされていました。
この記事ではそんなときの対処方法を紹介します。
Macbook ProにUSB-C接続のハードディスクを繋ぐとWi-Fiが切れる
まずはじめにことの発端から書いていきます。
解決方法だけを知りたい方は、このパートは飛ばして読み進めてください。
僕は普段、外付けハードディスクは繋げず必要なときだけ接続するようにしています。
主な目的は写真や動画を写真アプリとLightroomにバックアップ、それとその写真をGoogleフォトにバックアップ、そしてiTunes経由でiPhoneのバックアップを取るときです。
USB タイプC(USB-C)のポートを搭載したMacbook Proを購入して、初めて写真をバックアップ撮ろうとしたある日のことです。
通常のUSBタイプの外付けハードディスクにUSB-Cに変換するプラグ(?)を挿して繋いで、一眼レフで撮った写真を取り込んだあと、それらの写真をGoogleフォトにアップしようとしました。
ところが写真のバックアップを初めてすぐ異変に気が付きました。
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Macbook Proが一切ネット繋がらないんです。
そこで「あれ?家のネット切れた?」と思い、しばらく様子を見てもネットは繋がりません。しかも繋がらないのはMacbook Proだけ。iPhoneもiPadも、また妻のMacbook Airも問題なくネットに繋がっています。
そこで原因をアレコレ探ってみたところ、原因が思わぬところにあることに気が付きました。
それはUSB-Cポートに挿したハードディスクでした。
というのも、あるとき外付けハードディスクを挿すとWi-Fiが切れ、抜くとWi-Fiが再び繋がることに気が付いたからです。
そこでいろいろ調べてみると、面白いことがわかりました。
USB-CはWi-FiやBluetoothに干渉することがある
USB-Cに限った話ではありませんが、USB 3.0やUSB 3.1のデータ通信は2.5GHz帯を使っています。
そしてUSB-Cポートにハードディスクを挿すと切れるWi-Fiは、必ず2.4GHz帯のWi-Fiでした。つまりUSB-Cのデータ通信がWi-Fiに干渉していたということなんです。
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ちなみにBluetoothも2.4GHz帯を使っているため、機器によって干渉することがあります。ただ僕の場合に限っていうとBluetooth機器は問題なく使えています。
実はこの「USB-C(USB 3.0やUSB 3.1)がWi-FiやBluetoothの通信を妨げることがある」というのは、Appleも認知していることだったりします。
そのため「ワイヤレス通信の干渉による Wi-Fi や Bluetooth の問題を解決する|Appleサポート」というページが用意されています。
Appleが提示する解決策
上で紹介したサポートページの中で解決策として以下の内容が提示されています。
- USB 3デバイスで質の高いUSBシールドケーブルを使う
- USB 3デバイス(USBハブも含む)をワイヤレスデバイスから遠ざける
- USB 3デバイスをコンピュータのWi-Fiアンテナから一番遠いポートに接続する。
- 使っていないUSB 3デバイスの電源は切っておく
他にも
- Wi-Fiデバイスには代わりに5GHz帯を使えるものが多くあります。お使いのWi-Fiルーターが両方の周波数帯に対応している場合は、5GHz帯に接続するWi-Fiデバイスの数を増やすと効果を見込めることがあります。
とも書かれていました。
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僕が試したこと・発見したこと
結果、僕が試したのはWi-Fiを5GHz帯のものに切り替えることでした。
というのも、「質の高いUSBシールドケーブル」がどんなものかわからなかったり、「遠ざける」と言われてもケーブルの長さを手元にあるケーブルはどれも同じ長さでした。
また「Wi-Fiアンテナから一番遠いポートに挿した方が良い」とあったものの、左右どちらのポートにケーブルを挿しても結果は同じでした。
なので、一番わかりやすいWi-Fiの帯域を変えることで問題を解決できました。
それとそのあと見つけたのですが、USB-Cポートに従来のUSBポートやSDカードリーダーが付いたハブを挿して、ハードディスクを繋いだところWi-Fiは切れません。
つまり僕の中での解決策は
- Wi-Fiを5GHz帯に変える
- USB-Cポートにマルチメディアのハブをかませる
の2つになります。同じ問題の方の参考になれば幸いです。
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