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この記事では意外と知られていないiPhoneの電池の持ちが少しだけ良くなる「フェイスダウンモード」を紹介します。
日々iPhoneを使っていて、電池の持ちをできるだけ長くしたい方は、今回紹介するフェイスダウンモードを試してみてはいかがでしょうか。
超マイナーな機能フェイスダウンモード
「フェイスダウンモード」と聞いて「あ、聞いたことある」と答える人はなかなかいません。もし知っていたら、その方はかなりの情報通、iPhoneマニアです。
どうしてフェイスダウンモードは全然知られていないのでしょうか。
それは機能としてiPhoneの設定のなかにはどこにも記載がなく、またリリースされたときも一部のメディアで取り上げられることはあっても、新機能として大きく取り上げられることがなかったからです。
では、そのフェイスダウンモード。いったいどんな機能なのでしょう?
一言で言えば、iPhoneの画面を下向きにした状態でテーブルの上などに置くと電池の消耗を抑えられる機能です。
では、なぜ電池の消耗を抑えられるのか。それは幾つかの機能をオフにするからです。
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ちなみにフェイスダウンモードはiPhone 5を含むそれ以前のiPhoneやiPad全機種、iPod Touchでは対応していません。
フェイスダウンの機能1:画面の点灯回数を減らす
1つ目は電話やメール、メッセージなどの通知が来たとき画面が点灯しません。大した機能ではないように思われるかもしれませんが、1日に通知で画面が点灯する回数はそれなりにあります。
その都度画面が点灯すると、それだけでもバッテリーは消耗します。
ちなみに通知が来たとき、画面の点灯はしませんが、バイブレーション(振動)は通知音は普段通り機能していますので、通知が来たことに気が付かなかったということはありません。
フェイスダウンの機能2:普段より早く画面がロックされる
画面がロックされるまでの時間。どのくらいに設定していますか?早くても1分、長い人が5分10分画面が消えない設定にしているのではないでしょうか。
何も操作していないのに画面が点いていると、それは電池を無駄に消費していることになります。
フェイスダウンモードを使って、iPhoneの画面を下にして置くと、画面がロックされるまでの時間が短くなります。
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約20秒で画面が少し暗くなり、更に20秒後に画面が消えてロックされます。
画面の点灯時間が短くなる=バッテリーの消耗が抑えられるので、試してみる価値は十分にあります。
フェイスダウンの機能3:センサーをオフにする
iPhoneは前面のカメラやスピーカー周辺には、周りの明るさを感知する環境光センサーや、ユーザーの顔が近くにあるかどうか検知する近接センサーなどが搭載されています。
このセンサーはiPhoneを使っていないときでも、常時待機しています。ところがiPhoneの画面を下向きに置くフェイスダウンモードのときはセンサーがオフになります。
これも「常時待機」は電力を消費するのでバッテリーの節約に役立ちます。
根本的な解決にはモバイルバッテリーを
フェイスダウンモードはバッテリーの消費を抑えることができますが、これだけで劇的にバッテリーの減りが改善されるわけではありません。
正直なところ、他の節電術と合わせて使っても1日のiPhoneの電池が持つ時間が2時間も3時間も変わるわけではありません。
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なので、個人的にはバッテリーの消費を抑えるテクニックは日々の使い勝手を損なわない程度に行い、それでもバッテリーが持たない場合は、小さめでも良いのでモバイルバッテリーを購入して、常に携帯することをお勧めします。
これが一番の抜本的な解決であり、一番確実です。
手頃で持ち運び安いのはこういうスティックタイプです。細長いのでカバンに忍び込ませておいても気になりません。
他にもスマホやタブレット、カメラなど複数の端末を持ち歩く人や、大容量バッテリーを好む人ならこんなタイプがオススメ。