iPhone・iPadのユーザー辞書の「雲母坂」とは何?どんな所?

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この記事ではiPhone・iPad、さらにMacのユーザー辞書に載っている「雲母坂 きららざか」とは一体どんなところなのか、また消してしまっても大丈夫なのか?を紹介します。

この「雲母坂 きららざか」消しても復活したりするので、バグ?ウイルス?と思っている人もいるみたいなので、その辺についても触れていきます。

ユーザー辞書に登録されている「雲母坂 きららざか」という謎の地名

iPhone・iPad、Macのユーザー辞書には2つの言葉が最初から登録されています。1つは英語の「On my way!」そしてもう一つが「雲母坂」です。

On my way!は「今向かっているところ」という意味で、待ち合わせに遅れているとき、待っている人に送ったりします。

では「雲母坂 きららざか」とはいったいどこの地名で、どんなところなのでしょうか。

使わないなら消しても良い?

さて「雲母坂」や「On my way」というユーザー辞書に登録されている言葉ですが、消してしまっても大丈夫なのでしょうか。

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答えは「まったく問題なし」です。

サンプルとして登録されていただけなので邪魔だったら消してしまいましょう。ただしiOS・iPadOS・macOSのアップデートをすると復活したりするので、頑張って消す必要はありません。

「雲母坂 きららざか」はどこにある?

それでは雲母坂がどこにあって、どんなところなのか見ていきましょう。

雲母坂はどんなところにある?

雲母坂は京都の市街地から見て北東にある登山道です。
古来、京の都から比叡山延暦寺に向かうための主要ルートの1つでした。源氏物語にもゆかりがある坂として知られています。

上の地図は「きらら坂碑」がある「比叡山延暦寺までの登山口」で、そこから比叡山延暦寺まで徒歩で3時間程度です。

「坂」と言ってはいますが、実際は完全な「登山道」で、別のルートができてからは「移動目的」としてはあまり使われず、現在はトレッキング愛好家に愛されるトレッキング・ハイキングコースです。

雲母坂という地名の由来

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雲母坂という名前の由来は諸説いろいろあります。

1つは京都市中から見ると、この坂から雲が生じるように見えることから「雲を生み出す場所」であるとして「雲母」と言われたという説。

そしてもう一つは「雲母」という字は一般的に「うんも」と読みます。では、どうして「きららざか」と読むのか?というと、この坂に「雲母(うんも)」が含まれる花崗岩由来の砂が多いという説があるとか。

「雲母 うんも」自体はカリウムを主成分としたケイ酸塩鉱物の総称なのですが、光沢があり光って見えることから「きらら」「きら」とも呼ばれているそうです。