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iPhone・iPadのインターネット共有の設定を見ると「互換性を優先」という設定項目があります。
そこには補足文として以下のように書かれています。
オンにすると、あなたのインターネット共有に接続しているデバイスでインターネットのパフォーマンスが低下する場合があります。
この補足だけでは「互換性を優先」が一体どんな機能なわからなかったので調べてみました。
インターネット共有とは何？
「互換性を優先」の説明をする前に、iPhone・iPadのインターネット共有の仕組みを簡単に説明しておきます。
iPhoneのインターネット共有を使うと、iPhoneが接続しているモバイル回線を共有して、他のデバイスでもインターネットに繋げることができるようになります。
iPhoneでは「インターネット共有」という呼び方をしますが、一般的にインターネット共有の機能のことを「テザリング」と呼びます。
またインターネット共有を行う際、他の端末との接続はiPhoneから発するWi-FiやUSBケーブル、Bluetoothで行います。
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インターネット共有の「互換性を優先」とは
インターネット共有とは何か？をザックリ知っていただいたところで、「互換性を優先」とは何か解説していきます。
インターネット共有の「互換性を優先」はWi-Fi接続の時に有効になる機能です。
Wi-Fiには2.4Ghz帯と5GHz帯という2つあります。
5GHz帯は通信速度が速いものの、電波は障害物に弱く通信が遅くなったり接続が不安定になってしまうことがあります。一方、2.4GHz帯は通信速度は遅いものの障害物に強く、接続が安定しています。
「安定性を重視する設定」のことを「互換性を優先」とAppleは言っているようです。
互換性を優先が使えるiPhone・iPadは
「互換性を優先」が使えるiPhone・iPadは以下の通りです。
- iPhone 12シリーズと、それ以降のiPhone
- iPad Pro 11インチ 第3世代とそれ以降
- iPad Pro 12.9インチ 第5世代とそれ以降
- iPad mini 第6世代とそれ以降
まとめ
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インターネット共有である程度の早さを求める場合は、今回紹介した「互換性を優先」はオフにしておきましょう。
反対に速度より接続の安定性を求める場合は「互換性を優先」をオンにしておきましょう。
