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もうここ何年も「Evernoteの代わりはないか」と探し続けています。
その中で先日出会ったのが「Notion」というサービスです。
このアプリ、できることだけを見ると相当スゴいです。EvernoteどころかGoogleシートやタスクアプリすら要らなくなるのでは?と思うほどだったので、有料会員になりました。
ところが使い始めて3日ほどして「これは致命的」と思える問題を見つけてしまったので、解約し返金もしてもらいました。
この記事ではNotionってそもそも何?と、なぜ僕が有料会員を解約し返金処理までしてもらったのか?について紹介します。
そもそもNotionって何?
Notionというアプリがここ最近、一部で話題です。
というのも、Evernoteのような顔をしながら、実は数多くのアプリを飲み込むことができる「神アプリ」の卵だからです。
具体的にどんなことができるのか?をざっくり紹介します。
※この記事は「解約した理由」がメインコンテンツになりますので、詳細の紹介は控えます。GoogleなどでNotionを検索するといろいろ出てきますので興味がある方は探してみてください。
EvernoteやBearと同じような「ノート機能」
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まずはEvernoteやBear、Appleの「メモ」のようにノート機能が搭載されています。
というより、それがメインです。しかもMarkdownに対応しているのでiPhone・iPadでの入力も非常に捗ります。
Googleシートの置き換えも可能な「テーブル(表組み)機能」
Notionのテーブル機能は関数こそ使えないモノのテーブル機能(表組み機能)が秀逸です。
行(縦の列)で並び替えができるので、プロダクトの進行管理や蔵書やDVDなど管理などGoogleシートを使って管理していたようなことが簡単に行えます。
タスク管理もやりやすい。Trelloの代わりになる
Notionはタスク管理「Trello」と同じようなタスク管理ができます。
神アプリ一歩手前。でも解約し返金してもらいました
正直なところ、Notionはあと1歩で神アプリになると思います。
今までいろいろアプリを使ってきましたが、久しぶりに「おお!」となりました。でも、有料会員になって3日後くらいに解約、状況を説明し返金もしてもらいました。
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というのも、Notionの検索機能はほぼ機能していないからです。
検索できるごくは「タイトル」と「段落の文頭の文字列」のみです。文中の文字は一切検索してくれません。
例えば「銀河鉄道の夜」の一文が入ったノートがあったとします。
カムパネルラが手をあげました。それから四、五人手をあげました。ジョバンニも手をあげようとして、急いでそのままやめました。
たしかにあれがみんな星だと、いつか雑誌で読んだのでしたが、このごろはジョバンニはまるで毎日教室でもねむく、本を読むひまも読む本もないので、なんだかどんなこともよくわからないという気持ちがするのでした。(銀河鉄道の夜)
「カムパネルラが手をあげました」や「たしかにあれがみんな星」と検索すれば検索結果に表示されます。
ところがや「手をあげました」や「あれがみんな」といった文中の文字列は検索しても結果に出てきません。
Evernoteのように「とにかく何でも放り込む」使い方をする人はもちろん、整理して管理している人でも「ノートを早く見つける手段」として検索を使う人にとって検索が使えないのは厳しいです。
僕の場合、過去数年分、古いものは2002年くらいからテキストとして日記やミーティングのメモがあり、誰かと会うとき「前回この人に会ったのはいつだっけ?」とか「前回どんな話をしたっけ」といったことを思い出す時に使ったりするので、検索機能は必須です。
バージョンアップに期待(更新:2019年9月24日)
このアプリ自体素晴らしいアプリです。ものすごく将来性を感じています。
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ただ検索機能がこのままだと使い続けるのは現実的ではありません。特に情報量が増えれば増えるほど検索は重要になってきます。
アプリ自体は消さず、Twitterもフォローしているので今後のアップデートを待って、検索機能に対応したら本格的に使っていきたいと思います。
ちなみに2019年9月24日現在、まだ日本語の検索には対応していません。