スポンサーリンク
「ロボット掃除機使ってみたいけど、どれを買ったら良いかわからない」
Twitterを見ているとそんな声をよく目にします。その理由は「ロボット掃除機に馴染みがない」というのもありますが、各社上位モデルから下位モデルまで数種類を販売していることで「違いがわかりにくい」のも1つの理由です。
そこでぜひ試してほしいロボット掃除機があります。それはSwitchBotというメーカーのSwitchBot掃除機S1 Plusです。
このSwitchBot掃除機 S1 Plus、一言でいうと「全部盛りなのにコスパ最高のロボット掃除機」です。
全部盛りなのでロボット掃除機の基本的な機能は全部そろっています。しかも機能を考えたら驚くほどコスパが良いです。
今回、SwitchBotよりSwitchBot掃除機 S1 Plusを提供いただきましたので、SwitchBot掃除機S1 Plusの基本的な機能を紹介しながら、実際に1ヶ月以上8ヶ月以上(追記しました)使った長期使用の感想を紹介していきます。
SwitchBot掃除機はシンプルに2モデル展開
冒頭で触れた通り、ロボット掃除機は各社上位モデルから下位モデルまで数種類ずつ販売しています。
具体的に例を挙げると2022年8月末現在、Amazon.co.jpで見るとルンバは13種類、AnkerのEufyに至っては10種類、EcovacsのDeebotも11種類の自動掃除機が販売されています。
たった3社で34種類。さらに3社以外からもロボット掃除機は販売されています。そんな膨大な数の中からロボット掃除機を選ぶのは大変です。
スポンサーリンク
しかも各社上位モデルと下位モデルでできることが大きく違うため、「とりあえず初めてだから安いのを買っておこう」と下位モデルを買ってしまうと「ロボット掃除機ってキレイにならない」とか「時間ばかりかかる」という印象を持ってしまいかねません。
そこでオススメなのが今回紹介するSwitchBotというメーカーのロボット掃除機です。
SwitchBot掃除機 S1とS1 Plusの2種類。その違いは?
SwitchBotといえば自動カーテンやスマートロックなど家電製品を自動化させるユニークなガジェットを販売するメーカーです。そのSwitchBotから販売されているのがSwitchBot掃除機 S1とS1 Plusの2モデルしかありません。
この2つのモデルは「上位モデル」「下位モデル」という違うではなく、大きな違いは「ゴミを自動で収集してくれるステーションが付いてくるかどうか」です。
つまり基本機能は同じ。なんとシンプル。
それ以外にも少しだけ違いがあるので書き出しておくと以下の通りとなります。
S1 | S1 Plus | |
自動ごみ収集ベース | 無し | 有り(4L) |
最長駆動時間 | 140分 | 250分 |
水タンク容量 | 340ml | 300ml |
充電時の必要エリア | 下記参照 | 下記参照 |
基本的に掃除したゴミを掃除機本体にしか溜められないのが「S1」。掃除後にゴミを収集してまとめて捨てられるのが「S1 Plus」です。また最長駆動時間も違うので3LDKかそれ以上の家にお住まいの場合は「S1 Plus」の方がいいかもしれません。
SwitchBot掃除機S1 Plusでできること
スポンサーリンク
まずはじめにSwitchBot掃除機S1 Plusでできることをまとめます。
1つ1つの機能を詳しく紹介していきたいところなのですが、多機能すぎて全部を細かく紹介することはできません。
この記事では性能を細かく紹介すると言うよりは、「実際に使ってみてどうなの?」という話をメインにしていきたいので、機能紹介は基本をわかってもらえる程度となっています。ご了承ください。
家の中を賢く効率よく掃除
ロボット掃除機の中には部屋の形状やレイアウトを把握せず、ランダムに部屋の中を動き回って掃除するタイプがあります。各社「下位モデル」はこの「ランダムに部屋をぐるぐる」タイプが多いです。
この「ランダム部屋をぐるぐる」タイプは闇雲に部屋の中を動き回るので、掃除の抜けが多く、また掃除自体効率が悪いです。そのため掃除が終わったすぐあとに「ゴミが落ちてる」といったこともあります。
ところがSwitchBot掃除機はレーザーセンサーを使いながら、部屋の形状やレイアウトを把握。まずは部屋の端を掃除し、その次に部屋の中心をくまなく掃除していきます。
我が家の例をあげて説明していきましょう。
★画像差し替え。
見ていただくとわかるとおり、部屋の端を掃除してそれ以外の部分は隅から隅まで掃除されています。まるで上手に塗り絵をする人のように満遍なく掃除されています。
スポンサーリンク
掃除をする上で必須の機能
家をマッピングする機能や賢い掃除ルートの設定以外にも掃除をする上で必須の機能を搭載しています。
- 暗い部屋での掃除
- 自動充電・自動再開
- 掃除回数や清掃モード、掃除する部屋の順番を指定
- 落下防止
- スケジュール清掃
落下防止機能があることで玄関で下に落ちなかったり、戸建ての場合は階段で下に落ちたりしません。
我が家の場合、玄関でなぜか落ちてしまうので「掃除禁止」のエリアを作成しました。これによって玄関から落ちることはなくなっています。「掃除禁止」のエリアはアプリ上で指定できます。
またスケジュール清掃ができるので、朝仕事に出て家に誰もいない時間に自動で掃除をさせることもできます。
ちなみにSwitchBot掃除機は暗い部屋でも掃除ができるので、夕方や夜間にスケジュール掃除をさせてもOKです。
そのほか入念に掃除を2回させたり、掃除する部屋の指定や、掃除する部屋の順番の指定をすることも可能です。
嬉しい「水拭き掃除」機能
ロボット掃除機によっては水拭き機能は上位モデルのみに搭載されていたり、専用の水拭き用ロボット掃除機を購入しなければいけないことがあります。
スポンサーリンク
ところがSwitchBot掃除機は標準で水拭き機能が搭載されています。
また水拭きで使う布(モップ?)も洗って使えるタイプなのでエコです。メーカーによっては専用の使い捨てシートを使うため、継続的に水拭き機能を使いたい場合、ランニングコストがかかってしまうこともあります。
ちなみに水拭きは「禁止エリアの指定」ができるので、絨毯の上で水拭きをしない(侵入しない)といった設定をすることもできます。もちろん部屋の指定もできるので「畳の部屋は掃除しない」といった設定も可能です。
それと個人的に地味に凄いと思ったことがあります。
それは水拭きのモップをつけると自動的に水拭きモードに切り替わることです。「自動でやってくれる」のは「切り替え忘れ」を未然に防いでくれるのでありがたいです。
部屋やエリアを指定した掃除
ロボット掃除機は家全体しか掃除できないというイメージを持たれている方もいますが、SwitchBot掃除機はエリアを指定して掃除したり、反対に進入禁止エリアを設定することもできます。
ラジコンのように操作もできる
ロボット掃除機といえば、スタートボタンを押したらあとは勝手に動いて勝手に掃除してくれるイメージですが、SwitchBot掃除機はアプリを使って掃除機をまるでラジコンのように操作することができます。
「ここだけ掃除したい」といったピンポイントの掃除もできるので、小さなお子さんがいる家庭の場合、食後にテーブル周りだけ掃除機をかけることができます。
スポンサーリンク
とはいえ、「ここだけ掃除」はスティックタイプの掃除機のほうがささっとできるので、おまけ機能ですね、これは。
ゴミ収集ステーションにゴミをためられる
SwitchBot S1はゴミを集める収集ステーションがありませんが、S1 Plusにはゴミを収集するスペースがあります。
公式によるとその中には70日分のゴミを集めることができます。
ところが我が家では8ヶ月経ってもまだゴミが入ります。そろそろ袋を変えないと。。と思いつつ日々が過ぎていきます。家によってゴミの出る量は違いますが、一人暮らしの場合は1袋でもかなり長く使えるのではないでしょうか。
音声操作にも対応
そのほかにもAlexaやSiri、Google Homeなどのスマートスピーカーに対応しているので、音声操作で掃除を開始したり、中断させたりすることができます。
アプリの場合、iPhoneを開く→アプリを開く→掃除機をスタートさせるという手順が発生するので、「○○、掃除機スタート」というだけで掃除機をかけてくれるのは手軽で便利です。
8ヶ月、ほぼ毎日使って完全に我が家では手放せない物に
それでは8ヶ月間、ほぼ毎日使い続けてSwitchBot掃除機がどうだったのか、思うところを書いていきます。
スポンサーリンク
掃除にかける時間と労力が大幅に減った
毎日掃除をするって何気に大変です。「毎日しなくてもいいんじゃない?」と思うかもしれません。僕も一人暮らしのときは週に1回も掃除していなかったかもしれません。
でも、それは「汚れていない」のではなく「気になっていない」だけです。実は床にはたくさんのホコリや髪の毛が落ちています。そんなとき便利なのがロボット掃除機です。
我が家ではSwitchBot掃除機に夕方掃除をしてもらっています。子どもたちとお風呂に入るタイミングです。お風呂に入る時に掃除機をスタートさせて、お風呂を出て少しすると掃除がすべて終わります。所要時間は30分くらいでしょうか。
30分の掃除といえば長いかもしれませんが、自分で10分も20分もかけて掃除をすることを考えたら、お風呂に入っている間に掃除が終わっているのはなんとも魅力的です。掃除時間は実質ゼロみたいなものです。
毎日とはいわなくても週に4回、10分ずつ掃除機で掃除すると年間で約2100分、35時間の節約できます。 ほぼ毎日15分掃除機をかける人なら年間で90時間も節約できます。
その時間を使って本を読んだり映画を見たり、忙しい方ならボーッとする時間に充てたり、いろいろなことができそうです。
掃除の音の大きさはまったく気にならない
SwitchBot掃除機に限った話ではありませんが、「ロボット掃除機はうるさい」という声をよく耳にします。実際どうなのか?を検証してみました。
スポンサーリンク
一般的なコードレス掃除機と、SwitchBot掃除機で音がどのくらい違うのか比較します。
ちなみに比較として我が家にあるシャープ「Ractive Air」というコードレス掃除機で音の大きさを測定してみました。
Ractive Airというコードレス掃除機のモーター音は65dbでした。そしてSwitchBot掃除機の横に立って聞こえる音の大きさは60dbでした。
この時点でSwitchBot掃除機の方が若干音が小さいのですが、実際はもっと静かに感じました。それはなぜか?というと「音の位置」です。
掃除機をかけている間は自分で掃除機を持っているので、65dbの音をずっと聞き続ける必要があります。ところがロボット掃除機の場合、自分は部屋から離れたり外出したりしてもいいので音源が遠くなります。結果聞こえる音は小さくなるか、まったく聞こえなくなります。
とはいえ、寝ているあいだに掃除をさせるか?といったら、それはうるさいです。もちろん個人差はあります。個人的には夜間の掃除をやらせようとは思いません。
水拭き機能も付いてくるのは嬉しい
フローリングの床はしばらく掃除しないとベタベタしたり、ホコリがたくさん付くと変にサラサラしてきます。
水拭きするとそのベトベトやサラサラはとれますが、こまめに雑巾で水拭きをするのは大変です。水拭きの代わりにクイックルワイパーのウェットタイプなどで床掃除する人もいますね。
SwitchBot掃除機には水拭き機能があります。本体下に濡らした専用の布を取り付け、さらに本体に内蔵されているタンクに水を入れることで掃除と同時に水拭きをしてくれます。
当たり前といえば当たり前なのですが、手で床を水拭きするよりはキレイになりません。でも毎日自動で水拭きしてくれることを考えたら、かなりありがたいです。
スポンサーリンク
ごみ収集ステーションはライフスタイルによって必須ではない
上でも触れましたが、SwitchBot掃除機 S1 PlusとSwitchBot掃除機 S1の大きな違いはゴミを収集してくれる充電ステーションの有無、そして最長駆動時間の違いです。
ちなみにS1 Plusの方が最長駆動時間が長く、ゴミも自動で集めてくれるので「S1 Plus」の方が絶対おすすめか?というとそんなことはありません。
S1 Plusは掃除収集ベースが比較的大きく「幅22cm x 奥行き18cm x 高さ38cm」あります。
そのためロボット掃除機の充電をベッドや棚の下でやって、普段はあまり目に入らないようにしたり、物理的に邪魔にならないようにしようと思っている場合はS1の方が使い勝手がいいかもしれません。
また掃除機からゴミを吸い出すときの音がそれなりに大きいので、小さなお子さんがいて「大きな音は鳴らない方が良い」と考えたり、ゴミ収集ステーションで使うゴミ袋がエコでないから使いたくないという方もいるはずです。
かなり満足度の高いロボット掃除機
すごく正直な気持ちを書きます。今回SwitchBotからロボット掃除機が出たと聞いて「最初のモデル」なのであまり性能は期待していませんでした。
ところが蓋を開けてみるとかなり満足度の高いロボット掃除機でした。驚きました。
ロボット掃除機に求められるほぼすべての機能を搭載しつつ、価格を押さえていることに驚きです。我が家ではゴミ収集ステーションが付いたS1 Plusを使っていますが、毎回ゴミを捨てるのが苦にならない人や価格を抑えたい人はS1でも基本的な機能は同じなのでオススメです。