【iPhone・iPad】パソコンとiCloudのバックアップはどう違う?それぞれのメリットとデメリット

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iPhoneやiPadの大切なデータを守る「バックアップ」
バックアップを取る方法はパソコンにバックアップを取る方法と、iCloudにバックアップする方法の2通りあります。

この2種類のバックアップ方法、バックアップをする場所以外に何か違いがあるのでしょうか?

実はそれぞれメリットとデメリットがあるんです。

そこでこの記事では「パソコン」と「iCloud」で取るバックアップの違いと、それぞれのメリット・デメリットを紹介して行きます。

目次

パソコンに取るバックアップとiCloudに取るバックアップの違い

それぞれのメリットとデメリットを知る前に、パソコンで取るバックアップと、iCloudで取るバックアップの違いから、まずは見ていきましょう。

バックアップの保存先が違う

まず1つ目の違いはわかりやすいです。バックアップの保存先が違います。

パソコンに取るバックアップはWindowsパソコンやMacの中に保存されます。ちなみにバックアップファイルは意外と大きいので、パソコンの内蔵ストレージに保存すると意外とストレージ容量を圧迫します。

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あまりストレージが大きくないパソコンを持っている場合は、外付けのストレージに保存した方がいいかもしれません。

一方、iCloudに取る場合はインターネット(クラウド)上にバックアップを取ります。そのためバックアップを取るにはWi-Fiやモバイル通信の環境が必要になります。

有線と無線の違い = 所要時間を左右する

iCloudはインターネット上のクラウドにWi-Fi経由でバックアップを保存したり、復元したりしますが、パソコンの場合はLightningケーブルを使います。

そのためiCloudはインターネットが遅いとバックアップを取ったり、復元するのに時間がかかる可能性が高いです。復元の時は大きなデータを一度にダウンロードするので回線速度に左右されやすいです。

ちなみに以前、iPhone 11 ProをiCloud経由で復元した時、ダウンロード込みで復元にかかる時間は20分ほどでした。その時のインターネット回線は下りが200mbps程度でした。

バックアップの頻度に違いが出やすい

当たり前の話なのですが、パソコンでバックアップを取るためにはiPhoneやiPadをパソコンに接続しなければなりません。

ところが日々の充電を充電器で行っている人にとって、わざわざパソコンに接続するのは意外と面倒です。そのため気がついたら「数ヶ月バックアップを取っていない」なんてことが起こりやすいです。

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一方iCloudの場合、Wi-Fiに繋がっていて充電中であれば自動でバックアップを取ってくれます。

「常に最新版のバックアップがある」のがiCloudバックアップということです。

データの安全性が違う

パソコンの場合、ハードディスクが急に壊れたり、盗まれてしまったりして急にデータを失う可能性があります。実際、ハードディスクはずっと使うことができず、数年で壊れてしまうことが多いです。

その度にデータ破損・データを失うことを心配しなければいけません。

一方、iCloudの場合サーバーはApple側にあり、複数の安全策が取られているので自宅のパソコンよりはデータの安全性が保たれています。

ランニングコストが違う

上でも触れましたが、バックアップファイルは意外とストレージの容量を食います。iPhoneやiPadなど複数の端末を持っている場合は尚更です。

そのためパソコンのストレージを増やしたり、外付けのハードディスクを購入するとその分の費用がかかります。

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一方、iCloudの場合、無料で使えるのは5GBまで。5GBではほとんどの人がストレージの容量が足りません。それ以上は有料です。

そのためiCloudにバックアップを取りたい場合、ほとんどの人がストレージのアップグレードを行う必要があります。

ちなみにiCloudの追加料金は

  • 50GB … 130円/月
  • 200GB … 400円/月
  • 2TB … 1,300円/月

となっています。

情報元:iCloudのストレージプランと料金|Appleサポート

50GBで月間130円、200GBで400円です。年間に直すと50GBが1,560円、200GBは4800円です。決して驚くほど高い金額ではありませんが、「サブスクは嫌」という人もいるので、この辺は「サブスクをどう考えるか」ではないでしょうか。

パソコンのストレージを増やしたり、外付けハードディスクを買う金額と、iCloudの容量を増やすのでどっちがお得か、また利便性が上がるか?を加味して検討してみることをお勧めします。

結局どっちがいいのか

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違いをいろいろ書き出しましたが、結局のところどっちがいいのか?というとユーザーの価値観と使い方次第です。

個人的には条件さえ揃えばiCloudの方が利便性が高いので絶対にお勧めです。とはいえ判断基準は人それぞれです。

特にインターネット回線が遅いとバックアップを取ったり、復元することが現実的ではなくなるので、インターネット回線の速度も知っておくことをお勧めします。

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この記事を書いた人

Apple製品をはじめとしたガジェットの使い方やレビューを書いています。レビュー依頼は問い合わせから。
Apple製品ほかガジェットが好き。40代2児の父。2014年からブログ運営を仕事にしてます。

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