この記事ではiPhone・iPadのアップデートがどのくらいかかるのか?を紹介します。
アップデートの所要時間を正確に知ることはできませんが、アップデートの時間を決める3つの要素を知ることで、アップデートにかかる時間を多少は短くすることも可能です。
iPhoneやiPadのアップデートの所要時間を決める要素を主に3つあります。
- iOS、iPadOSのアップデートファイルのサイズ
- インターネット回線の速度
- お使いのiPhone・iPadの性能
それぞれがどうアップデートの時間に関わっていくのか見ていきましょう。
iPhone・iPadのアップデート時間を決める3つの要素
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iPhone・iPadのアップデート時間を決める3つの要素を1つ1つ見ていきましょう。
iOS・iPadOSのファイルサイズ
まず1つ目がアップデートするファイルの大きさです。
アップデートと一言で言っても、アップデートには3つの種類があります。
例えばiOS 13.0というOSがある場合で見ていくと
- iOS 13.0→iOS 14.0になる「メジャーアップデート」
たいてい年に1回アップデート。数字が1つ増え機能が大幅に追加される - iOS 13.0→iOS 13.1になる「マイナーアップデート」
新機能が多少追加され、また確認が取れているバグも修正される - iOS 13.1→iOS 13.1.1になる「マイナーアップデート」
新機能は追加されず、バグの修正のみ
という風に分けられます。
ではファイルサイズがどのくらいになるのか?というと、基本的に「iOS 13からiOS 14」になるメジャーアップデートはファイルサイズが大きいです。3GB以上あります。
そして「iOS 13.0からiOS 13.1」になるマイナーアップデートは1GBを越えることもありますが、数百MBで収まることもあります。
最後に「iOS 13.1からiOS 13.1.1」になるバグ修正のマイナーアップデートは数十MBから数百MB程度です。
インターネット回線の速度
アップデートのファイルをダウンロードするときのインターネット回線の速度によって、ダウンロードに要する時間が変わります。
使っているiPhoneやiPadの性能
アップデートファイルをダウンロードして、そのファイルを展開し、インストールするのにかかる時間はiPhone 11とiPhone 6sで大きく変わってきます。
アップデートにかかる時間を短くするにはどうすれば良い?
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iOS・iPadOSのアップデートをするのにかかる時間を早めるには、一番簡単なのはインターネット回線が速い場所で行うことです。
4GBのアップデートファイルを100Mbpsの環境と10Mbpsの環境で行った場合、単純計算で早さは10倍違います。
それとこれは一概には言えませんが、マイナーアップデートが出たタイミングの場合、iOS 13.1.2がリリースされてiOS 13.1.1が入っている端末でアップデートするのと、iOS 13.0が入っている状態でアップデートするのでファイルのサイズが違ってきます。
つまり小まめにアップデートを行っている方が、差分アップデートのファイルサイズが小さくなるので、アップデートにかかる時間は短くなります。
まとめると
- インターネットが早い場所でダウンロード
- アップデートは小まめにやる方がいいこともある
といった感じでしょうか。何かのお役に立てば幸いです。