iPhoneやiPadで「全角スペース」を入力する3つの簡単な方法

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なぜかiPhoneやiPadに入っている日本語入力システムでは「全角スペース」を入力することができません。

「半角スペース2回入力」は全角スペース1回と同じようにも思えますが、「同じにように見える」だけで「同じ」ではありません。フォントによって見え方が変わってきます。

そこでこの記事ではiPhoneやiPadを使って全角スペースを入力する方法を紹介します。

追記:2019年9月20日
iOS 13やiPadOS 13にアップデートすると日本語入力時のスペースは初期設定が「全角スペース」になります。そのため下記の方法を使う必要はありません。

もし「半角スペース」の入力方法を探している場合は下記の記事をご覧ください。

目次

全角スペースを入力するシーンってある?

そもそもなんですけど、皆さんはどんなシーンで全角スペースを使いますか?

  • タブ(TAB)が使えないアプリで行の頭をずらすため
  • 半角スペースではスペースの幅が狭すぎるとき
  • 会員登録で「全角スペースで」と書かれているとき
  • !や?のあとに全角スペースを入れている

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この辺りが多いのではないでしょうか。特に文章を書く人だと「!」や「?」のあとに全角スペースを入れると言う人がいるようです。

全角スペースをコピペする

では、全角スペースを入力する方法の一つ目は「あらかじめ用意した全角スペースをコピペする」です。

やり方は以下の通りです。

  1. ▶ ◀をiPhoneやiPadでコピーする
  2. メモアプリなどに先ほどコピーした▶ ◀をペーストする
  3. 必要に応じてコピペした▶ ◀のうち真ん中の全角スペースだけコピーし、入力したい場所にペーストする

ちなみに全角スペースの前後に▶◀があるのは、全角スペースだけではどこにあるかわかりにくいので目印として使っています。必ずしも三角である必要はありません。

ユーザー辞書に全角スペースを登録する

次の方法は「ユーザー辞書に全角スペースを登録する」です。

登録するのが少し手間かもしれませんが、一回登録すればいちいちメモアプリからコピペしなくて良いので、楽です。

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  1. ▶ ◀をiPhone/iPadでコピー
  2. 設定一般キーボードユーザー辞書をタップ
  3. 画面右上のをタップ
  4. 単語に先ほどコピーした▶ ◀をペースト
  5. 最初の▶は邪魔なので削除
  6. 読みは適当に。ここではぜんかくと入力
  7. 画面右上の保存をタップ

これで ◀を全角スペースとして登録ができました。

あとは入力時にぜんかくと入力すれば ◀が候補として出てきます。入力後は不要なを消せば、全角スペースの入力は完了です。

ちなみに「◀も消して全角スペースだけで保存すれば良いのに」と思う方もいるかもしれませんが、全角スペースだけでは単語登録をすることができません。

キーボードのアプリを入れてみる

iPhoneやiPadに最初から入っているキーボード(日本語入力システム)は、全角スペースを入れることはできません。

ところが、他社のキーボードアプリ(日本語入力システム)のなかには全角スペースを入力できるものもあります。

半角カタカナキーボード

半角のカタカナと全角スペースを入力するためだけに作られた無料のアプリで「半角カタカナキーボード」というアプリがあります。

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全角スペースのためだけにアプリを入れる必要はないかもしれませんが、無料なのでとりあえず入れてみてもいいのかもしれません。

ATOK

古くからWindowsやMacの入力システムの定番のATOK(エイトック)。ATOKは全角スペースを最初から入力することができます。

フリック入力の場合は、空白を下にスワイプすると全角スペースを入力することができます。

ダウンロード:ATOK -日本語入力キーボード

片手キーPRO

カスタマイズ性が恐ろしく高い片手キーPROは全角スペースを入力することができます。

フリック入力で空白を左にスワイプで全角スペースが入力されます。

ダウンロード:片手キーボードPRO

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その他の日本語入力システムは?

その他の日本語入力、例えば「Simeji」やGoogleの日本語入力「Gboard.」で試してみましたが、全角スペースの入力は行なえませんでした。

まとめ:入力の頻度によってベストは違う

今回紹介した3つの全角スペースを入力する方法ですが、どれがベストというものはありません。

入力頻度が多い方なら、全角スペースを入力することができるキーボード(入力システム)を入れるのが楽かもしれませんが、キーボードを増やすと、別の面倒くさいことがあるかもしれません。

例えばiPhone・iPadに入っているキーボードの代わりに使うと、新しいキーボードは慣れが必要です。また併用するとキーボードが英字キーボードを合わせて3つになるので、切り替えが面倒になります。

なので、どれにするのかはすべて試してベストを探してみることをオススメします。

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この記事を書いた人

Apple製品をはじめとしたガジェットの使い方やレビューを書いています。レビュー依頼は問い合わせから。
Apple製品ほかガジェットが好き。40代2児の父。2014年からブログ運営を仕事にしてます。

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