【iPhone・iPad】低電力モードって何?メリット・デメリット・性能が落ちるのは本当?

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iPhoneやiPadには「低電力モード」、いわゆる「節電モード」が搭載されています。
※iPadは2021年9月にリリースされるiPadOS 15から対応します。

低電力モードはバッテリー残量が20%を切ると「低電力モードにしますか?」というメッセージが出てくるので、「低電力モード」という言葉を目にしたことがある方は多いはず。

でも、実際のところ「低電力モード」っていったい何なんでしょうか。バッテリーの持ちがよくなるなら常に低電力モードで使えば良いのでしょうか。それとも何かデメリットがあるのでしょうか。名前は聞いたことがあっても、低電力モードのメリットやデメリットは意外と知られていません。

そこでこの記事では「低電力モードって何?」と「低電力モードのメリットとデメリット」を紹介します。

それと併せて「低電力モードのすると性能が落ちる」なんていう噂もあるので本当なのか検証してみたいと思い明日。

低電力モードとは?通常モードとの違い

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iPhone・iPadの「低電力モード」がどんな機能なのか一言で説明すると、普段よりも電池の消耗を抑えて、電池を長持ちさせるモードです。つまり「節電モード」にするわけです。

「電池が長持ちするなら、ずっと低電力モードでもよくない?」と思うかもしれません。でも、そんなうまくはできていません。

電池の消耗を抑えられる代わりに、以下の機能が使えなったり、機能に制限がかかります。

  • アプリのバックグラウンド更新がオフになる
  • アプリの自動インストール(ダウンロード)がされない
  • 一部の視覚効果(ビジュアルエフェクト)が軽減、またはオフになる
  • メールの受信を自動で行わない
    「メールの自動受信をしない」はiPhoneに最初から入っている「メール」のみで、それ以外のメールアプリやメッセージアプリはいつも通り受信できました。
  • 「Hey Siri」がオフに
  • 自動ロックがデフォルトがiPhoneの場合30秒、iPadの場合2分に変更
  • iCloud写真が一時停止に

ここまでがアップルが公式で発表している低電力モードの内容です。

実はこのあと触れますが、アップルが公表している低電力モードの内容以外にもう一つ低電力モードで変わることがあります。

それは「省電力モードにすると性能が低下する」です。詳しいことは記事の最後に触れます。まずは節電モードの設定方法から先に紹介させてください。

低電力モードをオンにするのは簡単

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低電力モードをオンにする方法はとても簡単です。

電池の残量が20%になると自動で低電力モードにするかどうか聞かれるので、そこで「はい」と選ぶか

もしくは設定から手動で省電力モードをオンにすることができます。

iPhoneで省電力モードをオンにする方法
  1. 設定を開く
  2. バッテリーをタップ
  3. 低電力モードオン

すると省電力モードのあいだは画面の右上にいつもあるバッテリーの色が緑色から黄色に変わります。

低電力モードのメリットって何?

低電力モードのメリットは1つです。

それは「消費電力が抑えられるので電池の保ちが良くなる」です。

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ただしさまざまな情報を見たり、僕自身何度も低電力モードを使いましたが、低電力モードにしても普段よりも電池が2倍3倍長持ちするわけではなく、1日の使用時間が1時間から2時間ほど長くなる程度のようです。

つまり抜本的な解決策にはなりません。その点は理解が必要です。

低電力モードのデメリットって何?

では、低電力モードのデメリットはなんでしょう。

一部のアプリの通知が来なくなってしまう

まず1つ目は低電力モードにすると一部のアプリで通知が来なくなります。

仕事でメッセージを使う人や、メッセージが来たら即座に知りたい、即座に返信したい人は低電力モードを使うことをオススメしません。

またメールはGmailやOutlookではプッシュ通知されましたが、iPhoneにもともと入っているメールアプリはプッシュ通知をしなくなるので、その辺も理解しておきたいですね。

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低電力モードがオンだと性能が落ちる

実はアップルのサポートページには記載していない「低電力モードで制限される機能」があるという噂があります。

その噂というのは「低電力モードは性能を下げて消費電力を減らす」というものです。

そこでGeekbench 4というパソコンやスマホ・タブレットの性能を計測し数値化するアプリで、その噂が本当なのか確かめてみました。

その結果、興味深いことがわかりました。低電力モードではCPUを40%ほど下げているようです。実際の性能テスト結果をご覧ください。

iPhoneで通常時と’省電力モード時の性能の違い

左が通常モード。そして右が低電力モードのときに計測されたCPUの性能です。低電力モード時の性能が明らかに落ちています。

この実験は3回ずつやりましたが、だいたい同じ結果になりました。ちなみに試した端末はiPhone XでOSはiOS 12.0.1です。

追記:2021年08月29日

その後、iOS 14.7が入ったiPhone 11 Proで同様のテストを行ってみましたが結果はほぼ同じでした。むしろSingle-Core Scoreは以前と同じ40%くらいの性能ダウンでしたが、Multi-Core Scoreに関しては60%も性能を落としていました。

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低電力モードよりモバイルバッテリー

個人的には電池の保ちが1日1時間2時間しかよくならない&いろいろ不便がある、そして性能が落ちてしまう低電力モードを使うくらいなら、モバイルバッテリーを買ってカバンの中に潜ませておくことをおすすめします。

Amazon.co.jpだと1,500円程度でiPhoneをフル充電するのに十分な容量、中には3回4回フル充電できるモバイルバッテリーがたくさんあります。

個人的にはAnkerの10,000mAhなのに小型のモバイルバッテリーを普段遣いにして、その倍のAnkerの20,100mAhの大容量バッテリーを念のためで持っておくことをお勧めします。

特に20,100mAhのモバイルバッテリーはiPhone Xsでも5回充電ができるので、最近どうしても気になる災害時の非常用バッテリーとして活躍してくれそうで心強いです。

小型の持ち運びしやすいタイプは2個ぐらい買っておいてカバンの中に1つ、もう1つを自宅か職場の机の中に入れておくと安心できます。

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