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この記事ではAppleが提供するサービスを家族間で共有できる「ファミリー共有」を使う上で知っておきたい注意点やメリット・デメリットを紹介します。
ファミリー共有はApple MusicやApple TV+、iCloudのストレージなどを家族アカウント間で共有することで、全体で見た時のサブスク費用やアプリ代を抑えられるサービスです。
ファミリー共有とは何?
まず初めにファミリー共有とは一体どんなものなのか、簡単に触れておきます。詳しくは別の記事で説明していますので、そちらもご覧ください。
ファミリー共有を一言で説明すると以下のようなサービスです。
アプリやゲーム、音楽、映画などを家族一人一人が購入しないで、家族で買ったものを共有できるサービス
デジタルコンテンツでなければ、家族で同じ漫画を4冊買ったり、同じ映画のDVDを4枚買わずに貸し借りするように、アプリやゲームも家族で共有できるようにしたものということですね。
ファミリー共有のメリット
では、まず初めにファミリー共有のメリットから見ていきましょう。
家族で別々のApple IDを持ちつつ、購入したアプリや音楽を共有できる
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一番大きなメリットは「購入したものの共有」ができるということです。
日常生活のなかで家族間で本や映画、CD、DVD、ゲームソフトを貸し借りするのと同じで、App StoreやApple Musicで購入したアイテムを共有することができます。
しかも、1つのApple IDを家族で共有するのではなく、Apple IDは別々のものを持ってことができます。
ちなみにゲームはアプリの共有はするけど、音楽は共有しないなど項目ごとに共有のオンオフを変えることができます。
1つだけ気を付けたいのは、アプリなどによっては「ファミリー共有非対応」というものがあります。
iCloudストレージを共有できる
iPhone・iPadの設定データなどのバックアップや、写真や動画のバックアップ、さらに家族や友人間とのファイル共有にも使えるiCloud。
このデータを200GB以上追加しアップグレードした場合、そのストレージを共有することができます。
もちろんそれぞれのデータにはアクセスできないので、お互いがどんなファイルをアップロードしているのかは見えません。共有されるのはあくまでも「容量」だけとなります。
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200GBあるとiPhoneやiPadのバックアップをiCloudに取ることができるので、常にバックアップが取られるのは大きな安心要素になります。
13歳未満でもApple IDを作れる
「共有」とは違うのですが、ファミリー共有を使うことで本来ならApple IDを作ることができない13歳未満の子供でもApple IDを作ることができます。
今のご時世13歳未満でもiPhoneやiPadを持たせることありますよね。そのとき、親のApple IDを使わせずに、子ども専用のApple IDを作ることができますのは何かと便利です。
子どもの利用・購入の管理や制限ができる
親のアカウントは子供が端末を使う時間や、使うアプリに制限をかけることができたり、使用時間を把握することができるので使いすぎの防ぐこともできます。
アプリの使用時間はアプリごとに使用時間や使える時間帯の設定もできます。
他にも「子ども」と設定されたアカウントは親の許可なくアプリなどの購入をできなくすることができます。
もし子ども(ただし13歳未満)がアプリを購入したいときは、購入画面まで行くと親の承認を求めるメッセージが表示されます。その通知を親が受信して許可すると初めてアプリの購入ができます。
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ファミリー共有のデメリット
では続いてファミリー共有のデメリットです。メリットばかりに目を向けると結構良さそうな機能に思えるかもしれませんが、デメリットも知っておいた方がいいです。
支払いが1つのクレジットカードに
ファミリー共有をオンにすると、今まで別々のクレジットカードで支払っていたものが、1つのクレジットカードにまとめられてしまいます。
家族とはいえ、いくら使ったのかバレたくない場合は「ファミリー共有」はデメリットとなります。
購入したアプリや音楽、映画がバレる可能性
ファミリー共有に設定すると別の家族が購入したアプリや映画、音楽などをダウンロードすることができるようになります。
逆に考えると、共有のオンオフをうまくやらないと誰が何を購入したのか家族にばれてしまうということです。これは過去に購入したものにも適応されるので注意が必要です。
ちなみに「このアプリはファミリー共有に表示させない」といった「非表示」機能があるので、ファミリー共有を使う場合は一度購入したアプリや映画、音楽の見直しをすることをお勧めします。
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