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この記事では「iPadはパソコンの代わりになるのか?」について、しばらく仕事やプライベートでパソコンを使わずiPadのみで生活してみたで、そのときに感じたことをアレコレまとめてみました。
これから「iPadを買ったらパソコンの代わりにならないか」と思っている方の参考になれば嬉しいです。
追記2020年5月13日:この記事は2019年7月に投稿しましたが、その後2020年4月から5月にかけてMacbookが壊れて、文字通りiPadを仕事・プライベートで使い倒したので、そのときわかったことも加筆しています。
iPadは用途次第で十分パソコンの代わりになる
結論だけを先に書いておくと、使い方次第で十分パソコンの代わりに使うことができると思います。
ただし「使い方次第」です。
「パソコンの代わりに使える」といいつつも「パソコンが不要になるか?」というと、不可能ではないかもしれません。でもいくつか問題がありそうです。
それぞれ一長一短。できること・できないことがある
iPadはかなり進歩して使いやすくなりました。
キーボードを付けてマウスやトラックパッドを使えば、一見パソコンと同じようにできそうな感じがします。
それでもパソコンではできて、iPadではできないことがまだまだあります。ここでは僕が使っていて感じたiPadにできること、優れていること、そしてできないこと、苦手なことを書き出しました。
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利用者によって感じ方・使い方が違うので参考程度にご覧ください。
iPadにできること・優れていること
- 組み合わせ次第でパソコンより軽くなるので携帯性がいい
- イラストとか絵・手書きメモがパソコンと比べて書きやすい
Apple Pencilがあるとなお良し。他のスタイラスペンは試したものの定着しませんでした - 普通にネットをするなら問題ない
- ExcelやWordもたいていなんとかなる。ただし有料。ただしうまくいかないケースもある。またGoogleシートやGoogleドキュメントを代用することもできるが操作性はかなり悪い
- SDカードやUSBドライブは読み込める
- バックアップはiCloudやDropboxなどのオンラインストレージを使う
iPadにはできないこと・苦手なこと
- キーボードやマウス、SDカードリーダーも使いたいと意外と荷物が増える
- 日本語入力システムはパソコン版のほうが優秀
- 一つの画面にいくつもウィンドウを開いて作業はできない。画面はスプリットビューを使えば2つまで
- 外付けのハードディスクをつなげられない。
外付けハードディスクで管理しているデータを開くことはできない - Excelのマクロや巨大なシートを編集するのはなかなか骨が折れる
- ブログシステムの「Wordpress」で記事を書くのは微妙。Wordpressのアプリやブラウザを使った編集はパソコンのほうがやりやすい
- iPadOSの完成度はmacOSやWindowsと比べてかなり低く、操作性などで不便を感じることが多い
2つを比べてはいけない
上のように書くと「パソコンにはできてiPadにできないこと」が圧倒的に多いので、iPadはパソコンより劣っているように思う方もいるかもしれません。
でも、実際のところは違います。劣っているところもありつつ、すぐれているところもある、つまり「別物だから比べること自体ナンセンス」です。
車とバイクを比較するようなもの
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iPadとパソコンを比較するのは車とバイクを比較するようなものです。
iPadにキーボード付けて、トラックパッド付けて、USBドライブとかUSBハブ付けると、外出するときに荷物が増えたり、机の周りがごちゃごちゃします。また使い勝手や、トータルで得られる利便性はパソコンに劣ってしまいます。
あくまでも割り切って「機動性」とか「お手軽さ」に重点をおくほうが良いように思えます。
オフィスワークで使うならパソコン
もしiPadを使ってオフィスワークをしようと思っている場合はお勧めしません。
友人が「パソコンやめてiPadで仕事をしようと思うんだけどどう思う?」と聞いてきたら全力で止めます。
というのもオフィスワークで使うアプリの多くがパソコンに最適化されているからです。
iPadでも使えることもありますが、機能が制限されていたり、使いにくいことも多いです。
業務用のアプリになればなるほどiPad非対応の傾向が強いです。
またマルチタスクが苦手なので、調べ物をしながら文章を書いたり、複数の画面を行ったり来たりしながらの作業に向いていません。
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あくまでもプライベートで使う、もしくは仕事で使う場合はパソコンの補佐的な役割で使うことをお勧めします。
パソコンを母艦、iPadを普段使いの端末にするのがベスト
ちなみに上でも触れていますが、以下のようなことをするならiPadで全く問題ないです。
- インターネットの閲覧
- SNSを見る・投稿する
- 映画を見る
- ゲームをする
- Kindleなど電子書籍を読む
- 絵やメモを書く
- ちょっとブログを書く
- 画像編集をちょっとする
- WordやExcelを軽く使う
ただし日本語入力の精度や操作性を考えたり、Word、Excelでマクロを組んだり巨大なシートを操作したり、映像編集・画像編集を頻繁に行う場合はパソコンを使うことをオススメします。
ちなみに映像の編集は細かい編集はせず、複数の動画を繋げて動画と動画の間にトランジションをつけたり、文字を入れる程度であればiPadでも十分行えます。ただその場合は画面が広いiPadの方がやりやすいです。
それとiPad自身のバックアップはパソコンかオンラインストレージを使わないと取れません。
そう考えると「パソコンを母艦」にして、普段遣いや外出中はiPadにするのがベストだと思います。もし家族がいる人は、使い方によってはパソコンは1台持ってバックアップ取ったりしてで、あと全員の個人端末はiPadでも大丈夫かもしれません。
結論:どっちも違ってどっちも良い
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なんだか相田みつをみたいになってしまいましたが、どっちも違ってどっちも良いんです。
それぞれのできないことに目を向けて、そのできないことを可能にしようとするのではなく、できることに目を向けましょう。
iPadの魅力は、絵を描いたり手書きのメモを取ったり、映画とかドラマを見たり、リビングに置いておいてスマホより大きな画面でサッとインターネットの閲覧ができることです。そこを活かして行きましょう
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