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このページではApple IDのファミリー共有でどんなコンテンツが共有され、また逆にどんなコンテンツが共有されないのかを紹介します。
家族全員がApple Musicや映画を個別に支払うのではなく、ファミリー共有することでグッとお金を抑えることができるかもしれません。
ファミリー共有で共有できるサービス
まずApple IDをファミリー共有したとき、以下のものが家族間で共有されます。
- Apple TV+
- Apple Music
- Apple Arcade
- iCloudストレージ 200GBと2TBのみ
- 音楽
- 映画
- 本
- アプリ
- スクリーンタイム
- 位置情報
- ファミリー共有のアルバムに入れた写真
Apple TV+やApple Music、Apple Arcade、iCloudのストレージといったサブスクリプション(月額定額制のサービス)は家族の中の1人が加入することで、他の人たちも使えるようになります。
ただしApple Musicは個人だと990円/月なのに対して、家族の場合は1,480円/月になります。
それ以外の過去に購入した音楽や映画、本、アプリは「ファミリー共有に対応したもの」だけ他の家族も利用可能です。
一部ファミリー共有できるサービス
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続いて一部だけファミリー共有されるサービスです。
- App StoreやMac App Storeで購入したアプリ
- アプリ内課金のコンテンツ(サブスクリプションを含む)
App Storeで購入したアプリや、サブスクリプションを含むアプリ内課金のコンテンツは「一部」ファミリー共有に対応しています。
ファミリー共有に対応しているかどうかは、それぞれのアプリやサブスクリプションをチェックする必要があります。
ファミリー共有で共有できないサービス
最後にファミリー共有では共有できないサービスがどんなものか?というと以下のものです。
- iTunes Matchに追加した曲のうち、iTunes Storeで購入したものではないもの
- Apple Musicの個人メンバーシップや学生メンバーシップ
- 雑誌、新聞などのその他の定期購読サービス
- iTunes Storeで現在取り扱いが中止になっているもの
- ファミリー共有メンバーグループのメンバーが「非表示」にしているコンテンツ。
ファミリー共有で気をつけたいのはアプリ内課金
ファミリー共有で共有できるものとできないものを紹介してきましたが、ファミリー共有のなかで特に気をつけなければいけないのは「App内課金のコンテンツ・サブスクリプション」です。
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アプリ内課金したコンテンツや、サブスクリプションのコンテンツは一部を除いてファミリー共有されません。
例えば同じ「2500円のゲーム」で考えてみましょう。
一つ目のゲームは100円払うと冒頭の一部を遊ぶことができ、続きを遊びたい場合はアプリ内課金2400円で全シナリオを開放できるといったパターン。
そしてもう一つは買い切りで2500円のゲーム。
もしアプリ内課金で2400円払うゲームのゲーム本体はファミリー共有に対応していて、アプリ内課金がファミリー共有に対応していないと、3人家族が全員プレイしたいなら7300円(100円+7200円)かかります。
一方買い切り2500円のゲームがファミリー共有に対応している場合は、3人で遊んでも2500円です。
また月額250円のアプリもファミリー共有に対応していると3人家族で年間3000円なのに対して、ファミリー共有に対応していないと9000円かかります。
この辺はきっちりチェックする必要があります。
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